HULFT-HUB Manager Ver.3の動作制限

(1) HULFT7 for Mainframe Ver.7.2以降に対する制限

HULFT-HUB Manager Ver.3.0.xでHULFT-HUB Server Ver.3.1を経由してHULFT7 for Mainframe Ver.7.2以降の詳細ホスト情報を取得する場合、漢字コードが“UTF-8”に設定されているとHULFT-HUB Manager上では“SHIFT-JIS”に変更されます。

図5.1 詳細ホスト情報の取得

この状態でHULFT-HUB Manager Ver.3.0.xから詳細ホスト情報を更新すると、HULFT-HUB ServerおよびHULFT7 for Mainframeの管理情報でも漢字コード種が“SHIFT-JIS”に変更されてしまいます。

図5.2 詳細ホスト情報の更新

(2) HULFT7 for Windows-EXに対する制限

HULFT-HUB Manager Ver.3.1未満からHULFT-HUB Server Ver.3.1以降に接続してHULFT7 for Windows-EXのクライアントを登録した場合、管理元サーバへ管理情報を取得する際にファイルトリガ情報が取得されません。

ファイルトリガ情報を取得するには、クライアントを登録した後で、HULFT-HUB Manager Ver.3.1以降で管理情報の取得を実施するか、管理元サーバ上で管理情報同期ユーティリティを使用して管理情報を同期してください。

注意

HULFT-HUB Manager Ver.3.1未満からHULFT-HUB Server Ver.3.1以降に接続して登録したHULFT7 for Windows-EXのクライアントを、HULFT-HUB Manager Ver.3.1以降で正しく認識させるには、管理情報を取得または同期した後でHULFT-HUB Managerを再起動する必要があります。

(3) HULFT7 for UNIX/Linux-EXに対する制限

HULFT-HUB Manager Ver.3.1.1未満 からHULFT-HUB Server Ver.3.1.1以降に接続してHULFT7 for UNIX/Linux-EX のクライアントを登録した場合、管理元サーバへ管理情報を取得する際にファイルトリガ情報が取得されません。

ファイルトリガ情報を取得するには、クライアントを登録した後で、HULFT-HUB Manager Ver.3.1.1 以降で管理情報の取得を実施するか、管理元サーバ上で管理情報同期ユーティリティを使用して管理情報を同期してください。

注意

HULFT-HUB Manager Ver.3.1.1未満からHULFT-HUB Server Ver.3.1.1以降に接続して登録したHULFT7 for UNIX/Linux-EXのクライアントを、HULFT-HUB Manager Ver.3.1.1以降で正しく認識させるには、管理情報を取得または同期した後でHULFT-HUB Managerを再起動する必要があります。

(4) HUB転送で使用するホスト名の選択機能

HULFT-HUB Manager Ver.3.3未満からHULFT-HUB Server Ver.3.3に接続した場合、HULFT-HUB Serverでシステム動作環境設定の「HUB経由転送における通知ホスト名(HostNameNotice)」が“2”(ポート番号無しの形式)に設定されていても、HULFT-HUB Managerの転送情報画面で転送情報を作成すると、クライアントに登録される詳細ホスト情報のホスト名は「ホスト名_集信ポートNo.」の形式になります。

この状態で転送を行うと、HULFT-HUB Serverは「HUB経由転送における通知ホスト名(HostNameNotice)」の設定値に従ってポート番号無しの形式のホスト名を使用して要求を発行するため、転送エラーになります。

(5) HULFT-HUB Server Ver.3.4以降に対する制限

HULFT-HUB ManagerからHULFT-HUB Server Ver.3.4以降にログインするためには、それぞれのバージョンが以下の条件を満たす必要があります。

[HULFT-HUB Managerのバージョン] >= [HULFT-HUB Serverのバージョン]

 

また、HULFT-HUB Server-ENTで隣接サーバを登録してログインサーバとの間に接続線を引くためには、上記に加えて以下の条件を満たす必要があります。

[ログインサーバのバージョン] >= [隣接サーバのバージョン]

 

条件を満たさない場合、隣接サーバは非稼働サーバとして扱われます。