電文転送タイプとデータ転送方式

配信側または集信側にHULFT Ver.7未満のクライアントが含まれる場合、または経路上にVer.2.2.0未満のHULFT-HUB Serverが含まれる場合、HULFT Ver.7以降の「電文転送タイプ」に「転送速度優先モード」が設定されていても、「異常検知優先モード」で転送が行われます。

ただし、以下の場合は転送の一部で「電文転送タイプ」の設定に従った転送が行われます。

(1) 配信側クライアントから蓄積サーバまで

以下の条件がすべて成り立つ場合、配信側クライアントから蓄積されるHULFT-HUB Serverまでは配信側クライアントの「電文転送タイプ」の設定に従った転送が行われます。

  • 蓄積条件が「蓄積のみ行う」または「蓄積後に送出する」
  • 配信側クライアントがHULFT Ver.7以降
  • 配信側クライアントから蓄積されるHULFT-HUB Serverまでの経路上にあるHULFT-HUB ServerがすべてVer.2.2.0以降

図5.3 電文転送タイプに関する制限