HULFT-HUB Serverでのエラー検知

(1) 転送エラーの場合

HULFT-HUB Serverを経由したファイル転送の中継処理中にエラーが発生した場合、発生状況に応じて、クライアントの集配信履歴にエラーコードが表示されます。エラーコードに従って下記の調査・対処を行ってください。

エラーコードが「650」の場合

HULFT-HUB Serverで何らかのエラーが発生した場合、クライアントの集配信履歴には、HULFT-HUB Serverがエラーを検知したことを示すエラーコード「650」が設定されます。

エラーコードが「650」の場合は、HULFT-HUB Managerの管理画面でサーバアイコンの色が「エラーを検知したサーバ」となっているHULFT-HUB Serverを選択し、[転送モニタ]画面で転送履歴を参照してください。転送履歴ではエラーとなったファイルIDを検索し、「完了コード」「詳細コード」に対応した処置を行ってください。

「完了コード」「詳細コード」の詳細については、「HULFT-HUB Server マニュアル」を参照してください。

エラーコードが「650」以外の場合

クライアントからエラーが通知されて転送を中断した場合、クライアントの集配信履歴には、クライアントから通知されたエラーコードが設定されます。エラーコードの詳細は、各クライアントの「エラーコード・メッセージ」を参照してください。

(2) 要求受付エラーの場合

HULFT-HUB Serverを経由した要求受付の中継処理中にエラーが発生した場合、クライアント側の履歴情報にはエラーコードが表示されません。

要求発行対象のクライアントの管理元サーバのトレースログを参照してください。管理元サーバにエラーメッセージが出力されていない場合は、トレースログに記載されたホスト名を元に、次に接続するサーバのトレースログを参照してください。エラーとなっている場合はメッセージコードに対応した処置を行ってください。

トレースログに出力されるメッセージの詳細については「HULFT-HUB Server マニュアル」を参照してください。