クライアントの定義情報

(1) システム管理情報の更新

クライアントのシステム管理情報は、HULFT-HUB ManagerまたはHULFT/HULFT Managerの機能を利用して更新することができます。

HULFT-HUB Managerを使用する

転送情報画面による作成・変更・削除

HULFT-HUB Server上のクライアント管理情報および、クライアント上のシステム管理情報が同時に更新されます。

管理情報収集配布機能による作成・変更・削除

HULFT-HUB Server上のクライアント管理情報および、クライアント上のシステム管理情報が同時に更新されます。

HULFT/HULFT Managerを使用する

管理画面による作成・変更・削除

クライアント上のシステム管理情報のみ更新されます。

ユーティリティによる作成・変更・削除

クライアント上のシステム管理情報のみ更新されます。

注意

HULFTまたはHULFT Managerを使用してクライアントのシステム管理情報を、直接更新(作成・変更・削除)した場合は、「(2) HULFT側での管理情報変更」に説明する対処が必要です。

(2) HULFT側での管理情報変更

HULFT-HUB Managerで設定した管理情報をHULFT上で変更すると、HULFT-HUB Serverとの不整合が発生します。収容クライアントの管理画面セキュリティを利用することで、HULFT側での設定変更を抑止できます。管理画面セキュリティの設定方法については、HULFTのマニュアルを参照してください。

管理情報の不整合が発生した場合、次の方法で整合をとることができます。

変更が入ったHULFT側の設定を、HULFT-HUB Serverへ反映する場合

HULFT-HUB Managerで「管理情報取得」を実施します。

HULFT-HUB Serverの情報をHULFT側の設定に上書きして、元に戻したい場合

HULFT-HUB Managerの「管理情報収集配布機能」を使い、該当するクライアントのシステム管理情報を収集して、配布します。

(3) システム動作環境設定「要求受付ポートNo.」の更新

HULFT-HUB Managerからクライアントの管理情報の更新や、稼動状況の確認などの操作を行う場合、HULFT-HUB Serverは収容クライアントの要求受付プログラムに接続して処理を行います。要求受付プログラムへの接続は、HULFT-HUB Server上に取得した各クライアントのシステム動作環境設定「要求受付ポートNo.」を使用して行います。

したがって、システム動作環境設定の項目「要求受付ポートNo.」を変更した場合は、以下の操作が必要です。

HULFT-HUB Managerからクライアントの「要求受付ポートNo.」を変更した場合

クライアントの要求受付プログラムを再起動してください。

クライアントの管理画面またはファイル操作で「要求受付ポートNo.」を変更した場合

HULFT-HUB Server上のクライアントシステム動作環境設定を変更してください。HULFT-HUB Managerから操作するには、一旦クライアントの登録を削除して、登録しなおしてください。

(4) システム動作環境設定「集信ポートNo.」の更新

HULFT-HUB Managerからクライアントの「集信ポートNo.」を変更した場合、クライアントの転送定義を再作成する必要があります。