代替サーバへの切り替え
現用サーバから代替サーバへ運用を切り替える操作について説明します。
1. 現用サーバのネットワークインタフェースを停止します。
2. 代替サーバ(HKTBAK)側にコンソールでログインし代替環境を停止します。
3. 「$HULHUBETC/hulhub.conf」を編集し、ホスト名、サービス名、およびポート番号を現用環境の値とします。

図3.142 hulhub.conf編集内容
4. 現用サーバと等しいIPアドレスを持つネットワークインタフェースを起動します。
5. 代替環境を起動させます。以後、代替環境は現用環境として動作します。
6. HULFT-HUB Managerから「現用環境」へ再接続または再ログインします。
7. HKTBAKが現用サーバに切り替わります。
HKTBAKが現用サーバに切り替わると、今までHKTSRVで管理されていたクライアント(HKT01WIN、HKT02UNX)が、切り替え後のHKTSRV(元HKTBAK)の管理下に移ることを構成リストや構成図で確認できます。
8. 構成リストや構成図からHKTSRV(元HKTBAK)をダブルクリックし、右側の設定パネルエリアにシステム管理情報を表示すると、[代替設定]パネルがなくなり、元現用サーバに隣接サーバが存在した場合は[経路設定]パネルが現れます。この[経路設定]パネルでは、元現用サーバと同じ経路が設定されていることが確認できます。
代替サーバを現用サーバに切り替える前に、「同期状況表示ユーティリティ」を実施することで代替サーバの同期状況を確認することができます。必要に応じて実施してください。

図3.143 HKTBAKを代替サーバ→現用サーバへ切り替え後