想定する処理
処理の順序は、次のとおりです。
(1) 配信側起動でファイルの転送を行う(配信要求)。
本例では・・・
HKT02UNXにある“/user/data/snd07.dat”ファイルを、TKY12WINに配信します(コード変換は配信側で行う)。
(2) 集信側で指定のXML形式で変換されたXMLファイルを作成する。
本例では・・・
集信したファイルは“C:\user\data\rcv07.txt”に保存され、そのファイルを元に“C:\user\data\rcv07.xml”を作成します。

図3.144 XML形式受信
配信ファイルのフォーマット情報と、“/user/data/snd07.dat”のデータの内容は、以下のとおりとします。
配信フォーマット情報
表3.28 配信フォーマット情報
項目 |
フォーマット情報 |
||
---|---|---|---|
項目名 |
バイト数 |
項目タイプ |
|
都道府県名 |
NAME |
8 |
N |
花 |
FLOWER |
20 |
N |
木 |
TREE |
20 |
N |
鳥 |
BIRD |
20 |
N |
配信データ
表3.29 配信データ
都道府県名 |
花 |
木 |
鳥 |
---|---|---|---|
北海道 |
ハマナス |
エゾマツ |
タンチョウ |
東京都 |
ソメイヨシノ |
イチョウ |
ユリカモメ |
京都府 |
しだれ桜 |
北山杉 |
オオミズナギドリ |
大阪府 |
さくらそう・うめ |
いちょう |
もず |