想定する処理

(1) クライアント(HKT01WIN)からクライアント(HKT02UNX)に対して配信を行う。この際、サーバ(HKTSRV)に転送データを蓄積する。

博多営業所のクライアントHKT01WINにある"C:\user\data\snd15.txt"ファイルを博多営業所のクライアントHKT02UNXに配信する。クライアントHKT02UNXに集信したファイルは"/user/data/rcv15.dat"に保存する。

クライアントHKT01WINから転送されたデータをサーバHKTSRVで蓄積し、その後、クライアントHKT02UNXからの送出要求を受けて、クライアントHKT02UNXへデータを送出する。

図3.307 想定する転送

(2) 転送履歴を参照し、(1) の転送の開始処理識別子と最新処理識別子を取得する。

転送履歴から処理識別子を取得する。蓄積・送出を行っているので、開始処理識別子と最新処理識別子は異なる値になる。

(3) 操作ログを検索する。

開始処理識別子を指定して配信側クライアントのコマンド実行ログを検索する。

最新処理識別子を使用して集信側クライアントのファイルアクセスログを検索する。