想定する転送
想定する転送は、次のとおりです。
1) クライアント(HKT01WIN)から、クライアント(HKT02UNX)に対して配信を行う。この際、サーバ(HKTSRV)に転送データを蓄積する。
博多営業所のクライアントHKT01WINにある"C:
蓄積データは翌月の第4金曜日に削除する。同一ファイルIDのデータは5世代まで蓄積し、その順番を確保する。
配信側設定情報
|
転送タイプ |
:テキスト転送 |
|
コード変換 |
:集信側 |
|
圧縮方式 |
:縦横圧縮 |
|
蓄積条件 |
:蓄積のみ行う |
|
継続条件 |
:(指定不可) |
|
蓄積ファイルの削除基準 |
:送出完了から一定期間経過後に削除する |
|
保管期限 |
:毎月第4金曜日 |
|
保管世代管理 |
:保管世代数で制限する |
|
保管世代管理数 |
:5 |
|
追越禁止 |
:禁止する |
|
データ検証 |
:有効 ※ |
集信側設定情報
|
データ検証 |
:有効 ※ |
注※ データ検証を有効とするには、配信側クライアントにVer.7以降のHULFTが導入されている必要があります。
2) クライアント(HKT02UNX)からサーバ(HKTSRV)に対して送出要求を行う。
HKT02UNXからHKTSRVに対して送出要求を発行する。
要求を受信したHKTSRVはHKT01WINから転送された蓄積データを送出する。
3) 送出先を追加する。
蓄積データの送出先に東京営業所のクライアントTKY12WINを追加する。
また、転送定義に集信側クライアントとしてTKY12WINを追加する。
4) 追加したクライアント(TKY12WIN)からサーバ(HKTSRV)に対して送出要求を行う。
TKY12WINからHKTSRVに対して送出要求を発行する。
要求を受信したHKTSRVはHKT01WINから転送された蓄積データを送出する。
図3.157 蓄積機能