想定する構成

博多営業所のサーバHKTSRVを現用サーバとし、HKTSRVに障害が発生した場合HKTBAKへ切り替えて運用をします。その運用のシナリオを以下に示します。

1) 博多営業所では、HKTSRVの代替サーバとしてHKTBAKを設置する。

2) HKTSRV側で保持している管理情報を定期的に、蓄積データ・転送履歴を逐次、HKTBAK側へコピーする(レプリケーション機能使用)。

3) 現用サーバHKTSRVで障害が発生し、サーバがダウンする。

4) 代替サーバ(HKTBAK)を現用サーバに切り替えて運用する。

5) 障害回復後、元現用サーバHKTSRVを現用サーバに戻す。

図3.137 想定する運用

なお、代替サーバ設定を行う前に、HULFT-HUB Managerの構成図にHKTBAKを追加してください。サーバの追加については、「サーバの挿入」を参照してください。

注意

現用サーバ(HKTSRV)と代替サーバ(HKTBAK)の間に接続線の設定は不要です。

図3.138 サーバ登録(HKTBAKを登録)

表3.27 HKTBAKの登録内容

項目

設定値

説明

ホスト名

HKTBAK

サーバのホスト名を指定します。

ドメイン名

省略

サーバのドメイン名です。

お使いの環境でドメインがあれば指定します。

サービス名

STANDBY

HULFT-HUB Serverの環境設定ファイルに記述したサービス名を設定します。

表示名

ABC博多営業所 代替サーバ

HULFT-HUB Manager上で表示されるサーバの名称です。

ポートNo.

40100

接続するサーバのポート番号です。

管理外

チェックしない

管理外サーバとして登録する場合にチェックします。