想定する処理(配信側1クライアント:集信側1サーバ)

想定する運用は次のとおりです。

(1) クライアント(HKT01WIN)から、サーバ(HKTSRV)に対して配信を行う。この際、サーバ(HKTSRV)に転送データを蓄積したあと、ユーザJOBなどを実行しサーバアプリケーションで処理を行い、処理後に蓄積ファイルを削除する。

博多営業所のクライアントHKT01WINにある"C:\user\data\snd11.txt"ファイルを博多営業所のサーバHKTSRVに配信する。サーバHKTSRVに集信したファイルは"/user/data/rcv11.dat"に保存する。

クライアントHKT01WINから転送されたデータをサーバHKTSRVで蓄積したあと、ユーザJOBを実行し、サーバアプリケーションで処理を行い、処理後に蓄積ファイルを削除する。

図3.235 ジョブフロー(転送先がサーバ)

配信側設定情報

転送タイプ : バイナリ転送

転送情報(蓄積設定)

蓄積条件 : 蓄積のみ行う
継続条件 : (指定不可)
蓄積ファイルの削除基準 : 削除しない
正常時蓄積ID : SUCCESS093
異常時蓄積ID : FAILURE093
完了通知 : 蓄積完了

ジョブフローID設定情報

SUCCESS093 :

蓄積後、すぐにジョブフローを実行する。

ジョブフロー内では、ユーザアプリケーションを実行し て蓄積ファイルの削除を行う。

FAILURE093 :

蓄積失敗後、すぐにジョブフローを実行する。

ジョブフロー内では、ユーザJOBを実行する。