想定する処理(配信側1クライアント:集信側1クライアント)

1) クライアント(HKT01WIN)から、クライアント(HKT02UNX)に対して配信を行う。この際、サーバ(HKTSRV)に転送データを蓄積したあと、シェルなどを実行し集信側に送出する。

博多営業所のクライアントHKT01WINにある"C:\user\data\snd09.txt"ファイルを博多営業所のクライアントHKT02UNXに配信する。クライアントHKT02UNXに集信したファイルは"/user/data/rcv09.dat"に保存する。

クライアントHKT01WINから転送されたデータをサーバHKTSRVで蓄積したあと、ユーザJOBを実行し、送出要求を受けてクライアントHKT02UNXにデータを送出する。

このとき、データはジョブフロー内で送出することとする。

図3.169 ジョブフロー(蓄積後ジョブ)

配信側設定情報

転送タイプ

:

バイナリ転送

転送情報(蓄積設定)

蓄積条件

:

蓄積のみ行う

継続条件

:

(指定不可)

蓄積ファイルの削除基準

:

削除しない

正常時蓄積ID

:

SUCCESS091

異常時蓄積ID

:

FAILURE091

完了通知

:

蓄積完了

ジョブフローID設定情報

SUCCESS091

:

蓄積後、15:00になったらジョブフローを実行する。

ジョブフロー内では、ユーザJOB実行後に送出処理を して、蓄積ファイルの削除を行う。

FAILURE091

:

蓄積失敗後、すぐにジョブフローを実行する。

ジョブフロー内では、ユーザJOBを実行する。