転送定義の作成

(1) 配信側の転送定義詳細の設定

転送マップで配信側クライアント(HKT01WIN)をクリックすると、右下の転送定義フレームに[配信側設定情報]が表示されます。

各項目に必要事項を入力します。

表3.8 配信側設定情報の設定内容

項目

設定値

説明

ファイル名

C:\user\data\snd01.txt

転送するファイル名を指定します。

転送タイプ

TEXT

ファイルの転送形式を選択します。

圧縮方式

縦横圧縮

ファイルの圧縮有無を選択します。

コード変換

配信側

コード変換側を選択します。

その他の項目

デフォルト値

必須項目以外、未記入時は初期値が採用されます。

= 備考 =

「転送グループID」は、HULFT-HUB Serverが自動的に設定します。

既存の転送グループ情報の中に利用可能なIDがある場合は、そのIDが選択されます。利用可能なIDがない場合は、「HB」で始まる8文字のIDが新規作成されます。

この例では、新規作成されたIDを使用しています。

図3.43 配信側設定情報(基本設定)

図3.44 配信側設定情報(拡張設定)

(2) 集信側の転送定義詳細の設定

転送マップで集信側クライアント(HKT02UNX)をクリックすると、転送定義に[集信側設定情報]が表示されます。

各項目に必要事項を入力します。

表3.9 集信側設定情報の設定内容

項目

設定値

説明

ファイル名

/user/data/rcv01.dat

転送されたデータを格納するファイル名を指定します。

登録モード

置き換え

集信ファイルと同一名称のファイルが存在していた場合の取り扱いを選択します。

集信形態

単一集信

集信するファイルの集信形態を選択します。

異常時の処置

削除

転送処理が失敗した場合のファイルの処置を選択します。

世代管理

しない

集信ファイルが世代管理属性を選択します。

オーナー名

hulft

ファイルの属性(ファイル作成者)を指定します。

グループ名

users

ファイルの属性(グループ)を指定します。

その他の項目

デフォルト値

必須項目以外、未記入時は初期値が採用されます。

図3.45 集信側設定情報(基本設定)

図3.46 集信側設定情報(拡張設定)

(3) 転送定義の保存と各クライアントへの配布

1. [ファイル]メニューから[適用]をクリックします。HULFT-HUB Manager側で一時保存されていた転送定義が、HULFT-HUB Server側へ送られ、保存されます。

このとき、HULFT-HUB Serverから関連する各クライアントの定義情報の配布を自動的に行います。

2. 各クライアントへの定義情報の配布が完了すると、適用結果一覧画面が表示されます。適用結果一覧画面右上の<閉じる>ボタンをクリックします。

3. 転送定義の登録または配布に失敗した場合には、その旨のエラーメッセージが表示されます。エラー内容を確認し、エラー原因を修正した後[ファイル]メニューから[適用]をクリックします。