転送状況、転送結果の確認

(1) 転送状況の確認

1. 管理画面の構成リストまたは構成図でHKTSRVを選択し、[状況照会]メニューから[転送モニタ]をクリックします。

転送モニタ画面が開きます。ファイルIDごとの転送状況が一覧で表示されます。

2. 一覧から詳細を表示したいファイルID(SMPL02)のレコードをダブルクリックします。

SMPL02の転送モニタ詳細画面が表示されます。

画面の右上に転送種類が表示されます。“HUB同報”は、同報配信であることを示しています。

また、転送状況図には、転送の始点となった配信側クライアント、終点となった集信側クライアントおよび、転送を中継した全サーバが表示されます。

サーバの欄内には、転送状況が表示され、転送の途中経過を確認できます。

図3.70 転送モニタ詳細画面(転送が成功した場合の例)

図3.71 転送モニタ詳細画面(転送が失敗した場合の例)

(2) 配信側クライアントの履歴について

HULFT-HUBシステムでHUB同報の同報配信を行った場合、配信側クライアントから同報配信の起点となるHULFT-HUB Serverへファイルを転送し、HULFT-HUB Serverから複数の宛先へファイルを転送します。

これにより、配信側クライアントには配信履歴が1件だけ登録されます。表示されるホスト名は、同報配信の起点となったHULFT-HUB Serverのホスト名になります。

また、1つのファイルを複数のHULFT-HUB Serverで同報配信する転送定義を作成して同報配信を行った場合、配信側クライアントの配信履歴には、配信側クライアントに一番経路が近いHULFT-HUB Serverのホスト名が表示されます。ホスト名は“ホスト名_集信ポートNo.”で表示されます。履歴一覧に表示されるホスト名については、HULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。

図3.72 配信履歴詳細

 

(3) 集信側クライアントの履歴について

集信側の各クライアントの履歴では、配信側ホスト名に、配信側クライアントのホスト名が表示されます。ホスト名は“ホスト名_集信ポートNo.”で表示されます。詳細はHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。

図3.73 集信履歴詳細