配信状況、配信結果の確認
転送状況や履歴を確認するための操作方法は、管理対象クライアントの転送状況や転送結果の確認方法と同様です。ただし、管理外サーバや管理対象外クライアントについては、HULFT-HUB Managerで転送状況や履歴を確認することはできません。
(1) 転送モニタからの状況照会
転送モニタの一覧にて、該当のファイルIDの転送レコードをダブルクリックし、[転送モニタ詳細]画面を表示します。
[転送モニタ詳細]画面の転送マップには、配信側クライアントHKT01WINからQRS工場側のABC商事側に隣接するサーバQRSSRVまでの間で、転送を中継したサーバごとの転送結果が表示されます。QRSSRVから先は、ABC商事社側ではわからないため、表示されません。

図3.101 転送モニタ詳細(転送成功の例)

図3.102 転送モニタ詳細(経路エラーの例)
(2) 配信履歴における相手ホスト名について
ホスト名がわからない管理対象外のクライアントへファイルを配信した場合、配信側クライアントの履歴に設定される相手ホスト名には、管理外サーバである(QRSSRV)が設定されます。

図3.103 HKT01WINの配信状況の詳細
= 備考 =
転送経路を「自動配置」で作成した場合、配信側クライアントから見た配信先のホスト名は管理外サーバ(QRSSRV)となります。
転送経路を「手動配置」で作成した場合、配信側クライアントから見た配信先のホスト名は配信側クライアントの管理元サーバ(HKTSRV)となります。