ユーザの通知

運用環境に合わせて、ユーザIDを接続先ホストに通知するかどうかを選択できます。

クライアント(HULFT Ver.7以降)では、詳細ホスト情報の「ユーザの通知(USRNOTIFY)」で設定します。HULFT-HUB Serverでは、送出指示ユーティリティのパラメータで指定します。HULFT-HUB Managerでは管理画面のサーバのシステム動作環境設定画面と、収容クライアント設定画面で行います。ホスト単位に設定できるので、同じ営業所内のホストにはユーザIDを通知し、異なる営業所のホストにはユーザIDを通知しないなどの運用が可能です。

ユーザIDが通知されなかったホストでは、ユーザIDの代わりに"N/A"という文字列が出力されます。接続先ホストにユーザIDを通知しない場合でも、自ホストの操作ログにはユーザIDが出力されます。

= 備考 =

HULFTとHULFT-HUB Managerでは、初期値はユーザIDを通知しない設定になっています。HULFT-HUB Serverでは、送出指示ユーティリティでパラメータを指定しない場合はユーザIDを通知しません。操作ログ出力機能を使用する場合は、ユーザIDを通知したい個々のホストに対して設定を変更する必要があります。

図2.117 ユーザの通知