代替サーバへの管理情報コピー

代替サーバは、障害時の切り替えに備えて、現用サーバと同一の管理情報を持つ必要があります。各管理情報は、HULFT-HUB Serverの代替設定機能で指定した「同期処理の起動間隔」に従って一定間隔で自動的に、現用サーバから代替サーバへコピーされます。また、「即時コピー」によって、即時にコピーすることもできます。

注意

本機能を利用するためには、双方のHULFT-HUB Serverが起動されている必要があります。

(1) 対象となる管理情報

コピーの対象は、HULFT-HUB Serverの管理情報ディレクトリで管理している以下の情報です。

各管理情報の詳細は、HULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。

サーバ管理情報

ジョブフロー定義

ジョブフロー管理情報

転送定義
  • 転送情報

  • 転送先ホスト情報

  • ホストグループ情報

  • 転送詳細条件

接続定義
  • 経路情報

  • 収容クライアント情報

  • 隣接サーバ情報

セキュリティ定義
  • ユーザ情報

  • 業務グループ情報

  • 業務権限情報

  • クライアント業務グループ情報

  • 接続許可情報

蓄積定義

蓄積環境設定情報

クライアント管理情報

  • システム動作環境設定

  • クライアントインストール情報

  • 配信管理情報

  • 集信管理情報

  • ジョブ起動情報

  • 詳細ホスト情報

  • 転送グループ情報

  • フォーマット情報

  • マルチフォーマット情報

  • メール連携情報

  • スケジュール情報

  • ファイルトリガ情報

  • XML変換情報

その他

  • サーバ管理情報更新状態

  • クライアント状態管理情報

注意

以下のデータはコピー対象としません。

  • HULFT-DataMagicの変換定義

  • 外字テーブル

= 備考 =

管理情報格納ディレクトリは、システム動作環境設定の「管理情報格納ディレクトリ(CurrentDBDir)」、またはHULFT-HUB Server 起動時のパラメータで指定するディレクトリです。

(2) 即時コピー

HULFT-HUB Managerの管理画面で代替サーバを選択し、[システム管理]メニューの[代替設定]から[即時コピー]をクリックします。

詳細な操作方法はHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。

(3) 定期コピー

HULFT-HUB Managerの[代替設定]ダイアログで指定した「同期処理の起動間隔」に従い、定期的に代替サーバへの管理情報コピーを実行します。

「同期処理の起動間隔」の設定操作についてはHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。