代替設定機能(レプリケーション機能)

HULFT-HUBでは、クラスタソフトウェアを利用していない環境でも、HULFT-HUBシステム上で代替環境を設定することができます。代替サーバを設定すると、稼動中の現用サーバに障害が発生した場合、代替サーバに切り替えてシステムを運用することができます。

代替設定機能には、現用サーバに対する代替サーバの設定、および各種管理情報のコピーがあります。管理情報のコピーは、代替情報の設定時に、定期的に自動で行うか、またはユーザが手動で行うかを選択できます。

注意

現用サーバと代替サーバは、HULFT-HUB Serverのバージョン、レベル、リビジョンが同一である必要があります。

下図に、代替サーバへの切り替えの概要を示します。

図2.104 代替サーバへの切り替え