ジョブステップの種類

ジョブフローは、複数のジョブステップから構成される一連の処理の流れです。ジョブステップはフロー内の処理を実行させる単位であり、開始系、実行系、トリガ系、および終了系に分けられます。ジョブステップを示すアイコンを次に示します。

表2.2 ジョブステップのアイコン

ジョブステップの種類

アイコン

説明

開始系

スケジューラ

ある特定の時間が来たタイミングで起動するジョブフローです。

蓄積待ち

HULFT-HUB Serverに特定のファイルが蓄積されたタイミングで起動するジョブフローです。

ファイル待ち

HULFT-HUB Serverを導入しているOSから参照可能なファイルが存在するかどうかを確認して、存在を確認したタイミングで起動するジョブフローです。

ユーティリティ待ち

イベント通知ユーティリティ(utljfevnt)による起動通知を受けたタイミングで起動するジョブフローです。

実行系

蓄積ファイル抽出

蓄積ファイルからデータを抽出し、抽出ファイルを作成します。

蓄積ファイル置換え

抽出ファイルを蓄積ファイルに置き換えます。

蓄積ファイル送出

蓄積されたファイルを送出します。

蓄積ファイル削除

蓄積されたファイルを削除します。

DataMagic

HULFT-DataMagic Ver.1を起動させて、抽出したファイルのデータ形式を変換します。

ユーザJOB

ユーザ指定ジョブを実行します。

トリガ系

蓄積待ち

 

特定のファイルが蓄積されたタイミングで、後続ジョブステップに処理を渡します。

ファイル待ち

HULFT-HUB Serverを導入しているOSから参照可能なファイルが存在するかどうかを確認して、存在を確認したタイミングで後続ジョブステップに処理を渡します。

終了系

終了

ジョブフローを終了します。