ネットワーク障害時の経路切り替え機能
HULFT-HUBで複数のHULFT-HUB Serverを経由する際に、優先度をつけて複数の通信経路を設定することができます。最優先の経路によるHULFT-HUB Server間の通信がリトライオーバーとなった場合、次に優先される経路に自動的に切り替えて転送します。
ネットワーク障害時の経路切り替え機能の概要を、次の図に示します。

図2.6 ネットワーク障害時の経路切り替え機能
1) HOST1から第一経路として登録されているServerA→ServerDを経由してHOST3へファイル転送を実行したところ、接続エラーを検知します。
2) 第二経路として登録されているServerA→ServerBに経路を切り替えます。
3) 2)により、HOST1からServerA→ServerB→ServerDを経由してHOST3へファイルが転送されます。
注意
クライアント側で自動再配信機能が設定されていない場合はリトライを行いません。設定方法については、各クライアントのマニュアル、または「HULFT-HUB Serverマニュアル」を参照してください。