中継機能

HULFT-HUB Serverは、HULFT間の集配信や要求受付系サービスの依頼を中継します。

企業間連携を行う場合、従来のHULFTは、相手ホストと通信するために、HULFTを搭載したホストが外部ネットワークに直接接続する必要がありました。HULFT-HUBでは、ネットワーク間の通信はHULFT-HUB Serverが行います。それぞれのホスト(クライアント)は自ネットワーク内のHULFT-HUB Serverと通信を行うのみで、従来のHULFTと同様のファイル転送を行うことができます。管理対象外クライアント(中継あり)でも、HULFT-HUB ServerからHULFT-HUB中継が可能です。

本機能によって、外部ネットワークとの接続ポイントを限定でき、セキュリティレベルが向上します。

下図に、中継処理の流れを示します。

図2.3 中継機能

注意

HULFT8から配信する場合、配信側クライアントに登録している集信側クライアントの詳細ホスト情報において、「HULFT7通信モード」を“有効”に設定しないと転送エラーになる場合があります。「HULFT7通信モード」の制限については、「HULFT-HUB 新機能・非互換説明書」を参照してください。