業務グループに関する権限
ユーザやクライアントを、同じ業務や同じ部門といった特定のグループ単位にまとめて管理できます。このまとまりをHULFT-HUBでは「業務グループ」と呼びます。業務グループでは、所属クライアントの管理情報や履歴に対してアクセス権限を設定できます。
複数の部門間、システム間でHULFT-HUB環境を共用する場合など、部門単位、システム単位でのセキュリティの設定ができますので、機密性が高まります。
業務グループ権限管理機能で設定できる権限を「業務権限」と呼びます。業務権限には、次のものがあります。
注意
複数のサーバに同一の業務グループが存在する場合は、そこに所属するユーザの「管理情報権限」を同じにする必要があります。
(1) 転送要求権限
所属するクライアントに対して転送要求の発行を許可するかどうかを設定できます。
(2) 管理情報権限
所属するクライアントの管理情報の操作を許可するかどうかを設定できます。
(3) 履歴削除権限
所属するクライアントの集配信履歴情報の削除を許可するかどうかを設定できます。
業務グループに関する権限の利用イメージを次の図に示します。

図2.11 業務グループに関する権限