代替機能(レプリケーション機能)

HULFT-HUBでは、クラスタソフトウェアを利用していない環境でも、HULFT-HUBシステム上で代替環境を設定することができます。代替サーバを設定すると、稼動中の現用サーバに障害が発生した場合、代替サーバに切り替えてシステムを運用することができます。

代替設定機能には、現用サーバに対する代替サーバの設定、および各種管理情報のコピーがあります。管理情報のコピーは、代替情報の設定時に、定期的に自動で行うか、またはユーザが手動で行うかを選択できます。

注意

現用サーバと代替サーバは、HULFT-HUB Serverのバージョン、レベル、リビジョンが同一である必要があります。

 

下図に、代替サーバへの切り替えの概要を示します。

図2.12 代替サーバへの切り替え

 

注意

代替機能では、以下のデータを引き継いだまま切り替えを行うことができません。

  • システム動作環境設定
  • HULFT-DataMagicの変換定義
  • 外字テーブル

切り替え時に上記のデータを引き継ぐ必要がある場合には、HAクラスタ対応機能を使用してください。