ファイル蓄積機能(ENTグレードのみ)

表C.11 ファイル蓄積機能に関する対応策

症状

点検・対応

蓄積できない

転送情報または、蓄積するHULFT-HUB Serverの蓄積環境設定の「蓄積条件」が“蓄積しない”に設定されている可能性があります。

「蓄積条件」の設定を確認してください。

配信管理情報の「圧縮方式」を使用してデータを圧縮している場合、圧縮前データのサイズが、HULFT-HUB Serverの蓄積環境設定の「ホスト別蓄積可能最大サイズ」を超えている可能性があります。

「ホスト別蓄積可能最大サイズ」は、圧縮前データのサイズで蓄積が可能かどうかを判断します。データのサイズおよび「ホスト別蓄積可能最大サイズ」を確認してください。

転送情報に表示されないサーバ(非表示サーバ)が存在する場合、非表示サーバの蓄積環境設定の「蓄積条件」が“蓄積しない”に設定されている可能性があります。

「蓄積条件」の設定を確認してください。

送出できない

送出したい蓄積データがHULFT-HUB Serverに蓄積されているか、確認してください。

送出したい蓄積データの業務グループに対して、送出要求を発行するユーザの転送要求発行権限がない可能性があります。

転送要求発行権限のない業務グループの蓄積データは、送出できません。

送出要求対象の蓄積データが以下のステータスの場合、他の転送やクライアントの状態に影響を受けて送出できません。さらに、これらのステータスの蓄積データは、タイムアウトエラーとなりません。

 

【ステータス】

・送出順序待ち

・送出多重度空待ち

・保留解除待ち

 

「送出順序待ち」のステータスは、転送中のデータに加えて、対象の蓄積データより前に蓄積された未送出データが存在した場合のステータスです。