転送履歴の保存
運用の必要に応じて、HULFT-HUB Serverに集約された転送履歴を、バッチ処理でCSV形式のファイルに出力して保存できます。
(1) 転送履歴がCSVファイルに保存される仕組み
転送履歴のCSVファイルは、HULFT-HUB Serverのシステム動作環境設定の指定値に従って自動的に出力され、保存されます。
- CSVファイルの保存期間
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転送履歴のCSVファイルは、システム動作環境設定「転送履歴CSV保存月数(TrnlogCSVHoldCount)」の期間(単位:月)に従って保管されます。指定値が0の場合、CSVファイルは出力されません。
保存月数を超過した転送履歴は、HULFT-HUB Serverによって自動的に削除されます。
- 格納先ディレクトリの指定
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転送履歴のCSVファイルは、システム動作環境設定「転送履歴CSV保存ディレクトリ(TrnlogCSVHoldDir)」に指定したディレクトリに出力されます。
- CSVファイルに出力されるタイミング
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CSVファイルへの出力は、1日1回、システム動作環境設定「転送履歴CSV起動時刻(TrnlogCSVExecuteTime)」に指定された時間に実行されます(初期値:02時00分)。
「転送履歴CSVファイル保存月数」は、HULFT-HUB Managerから指定できます。HULFT-HUB Manager管理画面の構成図または構成リストから、管理元サーバをダブルクリックしてください。詳細な操作手順は、HULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。
システム動作環境設定の詳細については、「HULFT-HUB Server マニュアル」を参照してください。
HULFT-HUB Serverのコマンド「転送履歴リスト表示ユーティリティ(utlhubloglist)」を利用すると、ユーザの任意のタイミングで、リスト形式で転送履歴を出力して確認できます。
ユーティリティの利用方法については、「HULFT-HUB Server マニュアル」を参照してください。