システム管理情報の収集・配布
HULFT-HUBでは、複数クライアントおよびサーバの管理情報を一括して収集・配布することができます。収集した管理情報をエクスポートして、バックアップとして保存したり、外部ツールで編集することも可能です。また、編集したファイルをインポートして配布することで、複数クライアントの管理情報を一括して更新できます。不要な管理情報は一括して削除できます。
管理情報収集配布機能の利用方法や詳細についてはHULFT-HUB Managerのオンラインヘルプを参照してください。
対象となる管理情報には、次のような情報があります。
- 配信管理情報
- 集信管理情報
- ジョブ起動情報
- 詳細ホスト情報
- 転送グループ情報
- フォーマット情報
- マルチフォーマット情報
- メール連携情報
- スケジュール情報
- ファイルトリガ情報
- 転送情報
- 転送詳細条件
- 転送先ホスト情報
クライアントの機種、バージョン、オプションにより収集できる管理情報が異なります。

図3.3 管理情報収集配布機能
HULFT-HUB Server上の管理情報をHULFT-HUB Manager上に取得します。
任意のクライアント(複数選択可)、任意のHULFT-HUB Server(複数選択可)、または特定のホストグループ(複数選択不可)に所属するすべてのクライアントとHULFT-HUB Serverを対象として指定できます。
- 指定したクライアントの任意のシステム管理情報の全ID情報を収集します。特定のIDを指定して収集することはできません。
- 収集時には、HULFT-HUB Serverで管理されているシステム管理情報が参照されます。このため、HULFT-HUB Managerを使用しないで、直接HULFTを操作してクライアントのシステム管理情報を更新している場合は、収集前に、クライアントの最新のシステム管理情報をHULFT-HUB Serverに取得してください。
(2) インポート・エクスポート
収集したシステム管理情報をCSV形式のファイルにエクスポートできます。エクスポートでは、収集したすべてのシステム管理情報が1つのファイルに出力されます。
エクスポートしたシステム管理情報をCSV形式に対応するソフトウェアで編集し、再びインポートして配布することもできます。
(3) システム管理情報の編集・確認
収集したシステム管理情報を、HULFT-HUB Managerの画面上で編集できます。
編集またはインポートした管理情報の整合性を確認することも可能です。