課題解決のためのシステムの要件

課題の解決のためにまとめられたシステムの要件を、次に示します。

既存の業務の継続

現在稼動中のHULFTのすべての設定内容を、そのまま引き継ぐ(何も変更しない)。

ユーザ権限の管理
  • 受注業務は、受注部門の管理者だけがシステム管理情報の設定を変更できる。
  • 発注業務は、発注部門の管理者だけが、システム管理情報の設定変更とファイル転送を実行できる。その他の操作者は、設定変更も転送実行も行えないようにする。
  • オペレータは、転送履歴の参照と、社内の受注業務に関するファイル転送の実行だけを操作できるようにする。
  • ユーザ権限の管理は、それぞれのHULFTで直接設定するのではなく、システムの管理者が、リモートからまとめて実施できるようにする。
  • 権限管理の強化のため、操作者ごとにパスワードを設け、有効期限の設定によって毎月のパスワードの変更を義務化する。
システム管理情報のバックアップ

万一の設定変更ミスやハードディスクの故障に備え、HULFTに設定されているシステム管理情報のバックアップを行う。