EDI Base --> EDI Base取得連動

送信先がファイルを受信したいタイミングで、送信元にファイルを送信させる場合に選択します。

(1) HDCサーバ内のファイル転送の流れ

EDI Base --> EDI Base取得連動時のファイル転送の流れを次に示します。

1) 送信先から取得用ファイルを受信

EDI Baseは、取得発行元から取得用ファイルを受信します。

2) loadの実行

EDI Baseは、取得用ファイル受信後のアプリケーションでロードコマンド（load）を実行します。

3) 送信元からファイルを受信

EDI Baseのファイル定義が「受信」となっている場合、EDI Baseは送信元からフイルを受信します。

4) loadの実行

EDI Baseは、ファイル受信後のアプリケーションでロードコマンド（load）を実行します。

5) 送信先にファイルを送信

EDI Baseは、loadしたファイルを送信先に送信します。

= 備考 =

  • 3) から5) までは、「EDI Base --> EDI Base 連動」と同じ動作です。

  • 取得用ファイルは、アプリケーションを起動させるために送信するダミーファイルです。「EDI Base --> EDI Base取得連動」パターンのファイル転送では、送信先が取得用ファイルを送信することでアプリケーションが起動され、それが契機になって送信元から送信先へファイルが転送されます。

(2) 業務例

下記に業務例を使った処理の流れ、業務情報詳細設定と業務情報履歴一覧について示します。

業務例

受領データを受信したいタイミングで要求発行元サーバからHDCサーバに要求を発行する。要求を受け取ったHDCサーバは、セゾンストア東京店に受領データを全銀手順で送信するように要求し、受信した発注データを社内サーバにFTP手順で送信する。

  • 業務処理の流れ

  • 業務情報詳細設定

    1) 要求ファイル

    要求発行元から取得用ファイルを受信するためのEDI Baseのファイル情報を設定します。

    2) 要求設定

    ロードコマンド（load）を実行させるためのEDI Baseのアプリケーションを設定します。

    3) ファイル設定

    HDCサーバに出荷データを受信するためのEDI Baseのファイル情報を設定します。

    4) 連携設定

    ロードコマンド（load）を実行させるためのEDI Baseのアプリケーションが設定されます。

    5) ファイル設定

    社内サーバに受領データを送信するためのEDI Baseのファイル情報を設定します。

  • 実行結果（業務情報履歴一覧）

 

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