連携に必要なプログラム

症状

点検

連携を実行すると、Windowsのコマンドプロンプトや、UNIXのターミナル上に、下記メッセージが出力される。

「log4j:WARN No appenders could be found for logger(hdc.)

log4j:WARN Please initialize log4j system properly.」

  • ログ出力APIの仕様で出力されるワーニングです。連携処理に影響はありません。

送信先がHULFTの場合に、連携に必要なプログラムが起動しない。または、異常終了する。

  • HULFTが正しく動作しているか確認してください。

  • HDC-EDI Managerインストール時に登録されたジョブの内容を確認してください。

  • システムプロパティ情報設定画面の「HULFT環境ファイル格納ディレクトリ」、「HULFT実行モジュール格納ディレクトリ」を確認してください。

  • 連携パターンが「HULFT → EDI Base 取得連動」、「HULFT → HULFT 取得連動」の場合、送信元のファイルIDに転送グループが設定されているか確認してください。

送信先がEDI Baseの場合に、連携に必要なプログラムが起動しない。または、異常終了する。

  • 履歴詳細画面で表示されている障害内容を確認してください。

  • EDI Baseが正しく動作しているか確認してください。

  • HDC-EDI Managerインストール時に登録されたJOBステップの内容を確認してください。

連携に必要なプログラムが起動しない。または、異常終了する。

  • 履歴詳細画面で表示されている障害内容を確認してください。

  • 連携に使用している登録情報を確認してください。

  • 連携に設定されているファイル、ファイルIDの設定内容が、業務情報登録時から変更されている可能性があります(業務情報詳細画面での表示確認および業務情報を再登録してください)。

  • 任意の連携情報を設定している場合、連携ジョブステップが設定されているジョブリレーションのオプションに業務情報に登録されているファイルおよびファイルIDが設定されているか確認してください。

  • 実行モジュールおよび転送ファイルにアクセス権限がない可能性があります(「管理者マニュアル」の「A.1 環境変数の指定」参照)。

  • EDI Base、HULFT、WASを起動したユーザに、環境変数が正しく指定されていない可能性があります(「導入マニュアル」の「2.7 環境変数の設定」、または「管理者マニュアル」の「A.1 環境変数の指定」参照)。

  • HULFTを起動するユーザの文字コードにUTF-8が設定されている可能性があります。UTF-8以外の文字コードを設定してください。

連携に必要なプログラムが異常終了する。

  • 「管理者マニュアル」の「B.2 連携に必要なプログラムのチューニング」を確認してください。

  • DBMSの下記の設定値の変更をご検討ください。

    • 接続のタイムアウト時間

    • トランザクション分離レベルの値を「READ COMMITTED」に変更する

HULFTの集信後ジョブに設定された、連携に必要なプログラムが正しく動作しない。

  • Windows環境の場合、システムディレクトリに半角スペースが含まれている可能性があります。HULFTの集信後ジョブに設定されている起動ジョブのパス、および実行ファイル名にスペースが含まれる場合、MS-DOS名で指定してください。

連携に必要なプログラムのコマンド復帰値が0になっているにも関わらずバッチ動作ログにSQLExceptionが出力されている。

  • DBMSの設定を見直してください。