任意の連携情報とは

あらかじめ準備されている連携情報を使用すると、業務情報の設定は容易になりますが、以下のような業務情報には設定できません。

  • 複数のファイルを1つのファイルにマージして転送する業務情報

  • 1つのファイルを複数のファイルに分割して転送する業務情報

  • コード変換などのユーザジョブを実行して転送する業務情報

また、あらかじめ準備されている連携情報は、他の業務情報で共通のアプリケーションとなるため、1つの業務情報でファイル転送した結果が異常になると、他の業務情報でのファイル転送も影響を受ける可能性があります。

このような、課題を解決するためには、利用者が任意に連携情報を設定できます。

あらかじめ準備されている連携情報を使用した場合と、任意の連携情報を使用した場合の違いを下記表に示します。

表6.1 あらかじめ準備されている連携情報と任意の連携情報

 

メリット

デメリット

あらかじめ準備されている連携情報

  • 業務情報の作成が非常に容易

  • 個別のアプリケーションの作成が不要

  • 他の業務情報でのファイル転送に影響する

  • ファイル転送間に自由なJOB設定が不可

任意の連携情報

  • 他の業務情報でのファイル転送に影響しない

  • utlsend、Loadなどの固有パラメータの指定が可能

  • マージや分割など自由なJOB設定が可能

  • 個別のアプリケーションの作成が必要

任意の連携情報を設定する方法については、「連携情報の設定」を参照してください。