バッチ動作ログ改善

連携プログラムを動作させた際に発生した問題を解決するために、バッチ動作ログを出力することがあります。しかし、Ver.2.4未満で出力されたバッチ動作ログでは、問題を解決するのに時間がかかっていたため、Ver.2.4で改善を行いました。改善した内容は以下となります。

(1) 画面動作ログとの切り離し

Ver.2.4未満では、バッチ動作ログと画面動作ログがシステムプロパティの「デバック出力モード」で設定されていたため、バッチ動作ログだけを出力することができませんでした。Ver.2.4からは、バッチ動作ログ用の出力モード「連携コマンド動作ログ出力モード」を追加し別々に設定できるようになります。

注意

バッチ動作ログはVer.2.4以降、システムプロパティの「連携コマンド動作ログ出力モード」で出力モードを設定します(Ver.2.6.2以降は「バッチ動作ログ出力」となります)。Ver2.4未満で設定していた「デバック出力モード」は使用されません。

(2) バッチ動作ログの出力内容の改善

バッチ動作ログの出力モードにシステムに負荷をかけないモードを追加しました。これにより、調査に必要となる最低限の情報のみを出力できるようになります。

(3) バッチ動作ログファイルのローテーション

Ver.2.4以降から、バッチ動作ログファイルを日単位でローテーションできるようになります。