連携情報などの削除
インストール時に登録された連携情報などを削除するためのシェルスクリプトまたはバッチファイルを実行します。HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合はdelete_v2_parts.batファイルを、HDCサーバマシンのOSがUNIX、またはLinuxの場合はdelete_v2_parts_xxx.shファイルを使用します。
連携情報などを削除する手順を次に示します。
EDI Baseのデリミタ（区切り文字）をデフォルト「,」以外に設定している場合、すべてのパラメータカードの区切り文字を変更する必要があります。
アンインストールを行っても、HULFTの配信管理情報、集信管理情報、およびEDI Baseのファイル情報は更新されません。
連携に使用していた上記の情報には、連携動作のためのジョブ名やアプリケーション名が設定されたままとなるため、継続使用する場合は必要に応じて設定を削除してください。
1. delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルの格納先
delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルを開きます。
delete_v2_parts.batファイルは「HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\bat」ディレクトリに、delete_v2_parts_xxx.shファイルは「HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sh」ディレクトリに格納されています。
delete_v2_parts_xxx.shファイルの「xxx」は、使用する文字コードによって異なります。例えば、文字コードにShift-JISを使用している場合は、「HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sh」ディレクトリに格納されているdelete_v2_parts_sjis.shファイルを使用してください。
2. クリーンアップ用の AP スケジュール計画の削除
APスケジュール計画に登録されているHDC_CLEAN_UPおよびHDC_CREATE_HISTをEDI Baseの運用画面から削除してください。詳細については、EDI Baseのマニュアルを参照してください。
3. delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルの編集
delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルを編集します。
delete_v2_parts.batファイルおよびdelete_v2_parts_xxx.shファイルの内容を次に示します。斜体字部分を編集してください。
delete_v2_parts.batファイル
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echo ***** HULFTジョブ起動情報削除
"%HULEXEP%\utlirm" -i job -id HDCAPLD
"%HULEXEP%\utlirm" -i job -id HDCUNLD
・
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- %HULEXEP%
-
HULFT実行モジュール格納ディレクトリの場所を絶対パスで指定します。
delete_v2_parts_xxx.shファイル
・
・
echo “***** HULFTジョブ起動情報削除"
$HULEXEP/utlirm -i job -id HDCAPLD
$HULEXEP/utlirm -i job -id HDCUNLD
・
・
- $HULEXEP
-
HULFT実行モジュール格納ディレクトリの場所を絶対パスで指定します。
また、EDI BaseのRMIポートまたはACMS名を初期値以外で設定している場合は、ファイルを実行する前に、delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルの次の部分を編集する必要があります。
delete_v2_parts.batファイル
・
・
echo ***** 状態変更を開始します。
java jpicmd -c stop -l HDC_PORT -R 1099 -A
java ogrcmd -c stop -g HDC_GROUP -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_LOAD_R -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_LOAD_S -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_UTLSEND -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_UTLRECV -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_CLEAN_UP -R 1099 -A
echo ***** 状態変更を行いました。
rem JOBステップ削除
echo ***** ＪＯＢステップ削除
java jsimnt -c del -m ../dat/HDC_JOB_STEP.prm -R 1099 -A
rem アプリケーション削除
echo ***** アプリケーション削除
java apimnt -c del -m ../dat/HDC_APPLICATION.prm -R 1099 -A
rem ＡＰポート削除
echo ***** ＡＰポート削除
java jpimnt -c del -m ../dat/HDC_AP_PORT.prm -R 1099 -A
rem 運用グループ削除
echo ***** 運用グループ削除
java ogimnt -c del -m ../dat/HDC_GROUP.prm -R 1099 -A
・
・
RMIポートを初期値の「1099」以外の値で設定している場合
斜体の部分を、設定した値に編集してください。
ACMS名を初期値の「Acms1」以外の値で設定している場合
引数-Aの後に、設定した値を追加してください。
delete_v2_parts_xxx.shファイル
・
・
echo "***** 状態変更を開始します。"
java jpicmd -c stop -l HDC_PORT -R 1099 -A
java ogrcmd -c stop -g HDC_GROUP -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_LOAD_R -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_LOAD_S -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_UTLSEND -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_UTLRECV -R 1099 -A
java aplcmd -c stop -g HDC_GROUP -a HDC_CLEAN_UP -R 1099 -A
echo "***** 状態変更を行いました。"
# JOBステップ削除
echo "***** ＪＯＢステップ削除"
java jsimnt -c del -m ../dat/HDC_JOB_STEP.prm -R 1099 -A
# アプリケーション削除
echo "***** アプリケーション削除"
java apimnt -c del -m ../dat/HDC_APPLICATION.prm -R 1099 -A
# ＡＰポート削除
echo "***** ＡＰポート削除"
java jpimnt -c del -m ../dat/HDC_AP_PORT.prm -R 1099 -A
# 運用グループ削除
echo "***** 運用グループ削除"
java ogimnt -c del -m ../dat/HDC_GROUP.prm -R 1099 -A
・
・
RMIポートを初期値の「1099」以外の値で設定している場合
斜体の部分を、設定した値に編集してください。
ACMS名を初期値の「Acms1」以外の値で設定している場合
引数-Aの後に、設定した値を追加してください。
4. ファイルの実行
delete_v2_parts.batファイルまたはdelete_v2_parts_xxx.shファイルを実行します。
連携情報が削除されます。
- ファイルの格納先をカレントディレクトリにしてから実行してください。
- ファイルを実行する際は、あらかじめEDI Baseを起動しておいてください。