DBからHDC-EDI Managerの情報削除
EDI Baseで使用しているDBからHDC-EDI Managerの情報を削除するために、HDC_DELETE_RECORD.sqlファイルおよびHDC_DROP_TABLE.sqlファイルを実行します。ファイルの実行方法は、HDCサーバマシンで使用しているDBMSの種類によって異なります。
DBがHDCサーバマシン以外のマシンに導入されている場合、「DBからHDC-EDI Managerの情報削除」での説明でコマンドを実行するときは、そのマシンにコピーしたtoolsディレクトリ内のuninstallディレクトリにあるコマンドを実行してください。
(1) DBMSがSQL Serverの場合
HDCサーバマシンにSQL Serverを使用している場合に、DBからHDC-EDI Managerの情報を削除する手順を次に示します。
コマンドの説明では、変数に次の値を指定してください。
- ユーザ名
-
EDI BaseのDB作成時に作成したユーザ名。
- パスワード
-
ユーザ名に指定したユーザのパスワード。
- ホスト名
-
HDCサーバマシンのホスト名。
1. コマンドプロンプトの起動
コマンドプロンプトを起動します。
2. ディレクトリへの移動
次のディレクトリに移動します。
HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\sqlserver
3. メッセージの削除
EDI Baseのテーブルに挿入したメッセージを削除するために、次のコマンドを実行します。
SQL Server を導入した場合
> sqlcmd -U ユーザ名 -P パスワード -S ホスト名 -i HDC_DELETE_RECORD.sql
4. テーブルの削除
HDC-EDI Managerで使用しているテーブルを削除するために、次のコマンドを実行します。
SQL Server を導入した場合
> sqlcmd -U ユーザ名 -P パスワード -S ホスト名 -i HDC_DROP_TABLE.sql
5. SQL Server用のView削除
SQLServer用のViewを削除するために、次のコマンドを実行します。
SQL Server を導入した場合
> sqlcmd -U ユーザ名 -P パスワード -S ホスト名 -i HDC_DROP_VIEW.sql
(2) DBMSがOracle Databaseの場合
HDCサーバマシンにOracle Databaseを使用している場合に、DBからHDC-EDI Managerの情報を削除する手順を次に示します。
コマンドの説明では、変数に次の値を指定してください。
- ユーザ名
-
EDI BaseのDB作成時に作成したユーザ名。
1. ターミナルの起動
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合はコマンドプロンプトを、HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合はターミナルを起動します。
2. SQL*Plusの起動
SQL*Plusを起動するために、次のコマンドを実行します。
> sqlplus ユーザ名
3. メッセージの削除
EDI Baseのテーブルに挿入したメッセージを削除するために、次のコマンドを実行します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
SQL> @HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\oracle\HDC_DELETE_RECORD.sql
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合
SQL> @HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sql/oracle/HDC_DELETE_RECORD.sql
4. テーブルの削除
HDC-EDI Managerで使用しているテーブルを削除するために、次のコマンドを実行します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
SQL> @HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\oracle\HDC_DROP_TABLE.sql
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合
SQL> @HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sql/oracle/HDC_DROP_TABLE.sql
(3) DBMSがDB2の場合
HDCサーバマシンにDB2を使用している場合に、DBからHDC-EDI Managerの情報を削除する手順を次に示します。
コマンドの説明では、変数に次の値を指定してください。
- DB名
-
EDI Baseのインストール時に作成したDB名。
1. ターミナルの起動
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合はDB2のインスタンスオーナーでログインし、コマンド行プロセッサーを実行します。
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合はターミナルを起動後、DB2のインスタンスオーナーでログインし、以下のコマンドを実行します。
db2
2. コネクションの確立
DB2との接続を確立するために、次のコマンドを実行します。
db2 => CONNECT TO DB名 db2 => QUIT
3. メッセージの削除
EDI Baseのテーブルに挿入したメッセージを削除するために、次のコマンドを実行します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
> db2 -tvf HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\db2\HDC_DELETE_RECORD.sql
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合
> db2 -tvf HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sql/db2/HDC_DELETE_RECORD.sql
4. テーブルの削除
HDC-EDI Managerで使用しているテーブルを削除するために、次のコマンドを実行します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
> db2 -tvf HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\db2\HDC_DROP_TABLE.sql
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合
> db2 -tvf HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sql/db2/HDC_DROP_TABLE.sql
(4) DBMSがMySQLの場合
HDCサーバマシンにMySQLを使用している場合に、DBからHDC-EDI Managerの情報を削除する手順を次に示します。
コマンドの説明では、変数に次の値を指定してください。
- ユーザ名
-
EDI BaseのDB作成時に作成したユーザ名。
- パスワード
-
ユーザ名に指定したユーザのパスワード。
- DB名
-
EDI Baseのインストール時に作成したDB名。
1. ターミナルの起動
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合はコマンドプロンプトを、HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合はターミナルを起動します。
2. ディレクトリへの移動
次のディレクトリに移動します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
HDCシステムディレクトリ\tools\uninstall\sql\mysql
HDCサーバマシンのOSがUNIXまたはLinuxの場合
HDCシステムディレクトリ/tools/uninstall/sql/mysql
3. メッセージの削除
EDI Baseのテーブルに挿入したメッセージを削除するために、次のコマンドを実行します。
> mysql --user=ユーザ名 --password=パスワード DB名 < HDC_DELETE_RECORD.sql
4. テーブルの削除
HDC-EDI Managerで使用しているテーブルを削除するために、次のコマンドを実行します。
> mysql --user=ユーザ名 --password=パスワード DB名 < HDC_DROP_TABLE.sql
DBMSがMySQLの場合、インストール時に、HDC_RENAME_ACMS_TABLE.sqlを実行しているため、アンインストール後もDBのテーブル名が変更された状態となりますが、EDI Baseの動作に影響はありません。