Apache Tomcat を使用する場合

1. hdcweb.warファイルの配置(コピー)

提供媒体内に格納されているhdcweb.warファイルを、Tomcatのインストールディレクトリ配下のappBaseディレクトリ(通常は「webapps」)にコピーします。HDCサーバマシンのOSにUNIX、またはLinuxを使用している場合はunixディレクトリ内のhdcweb.warファイルを、HDCサーバマシンのOSにWindowsを使用している場合はwindowsディレクトリ内のhdcweb.warファイルをコピーしてください。HDC-EDI Managerの提供媒体の内容については、「HDC-EDI Managerの提供媒体の格納データ」を参照してください。

2. hdcweb.warファイルの配備(デプロイ)

Tomcat Manager Applicationを使用して配備します。hdcweb.warファイルの配備方法については、Tomcatのマニュアルを参照してください。

3. Tomcatの停止

Tomcatを停止します。

4. jarファイルの確認

OSがLinuxの場合、下記ファイルがすでにOSに導入されていることがあります。

  • xalan-X.X.X.jar

  • xercesImpl-X.X.X.jar

  • serializer-X.X.X.jar

※「X.X.X」はjarファイルのバージョンです。

 

この場合、以下の手順でファイルの編集と削除を行ってください。

ファイルの編集

下記ファイルを編集します。

格納先ディレクトリ

HDCシステムディレクトリ/bin

編集対象のファイル

ImportExecファイル

編集方法

<変更前>

clpath=${clpath}:${HDC_CLASSPATH}lib/serializer-2.7.2.jar
clpath=${clpath}:${HDC_CLASSPATH}lib/xalan-2.7.2.jar

<変更後>

clpath=${clpath}:{serializer-X.X.X.jarファイルのフルパス}
clpath=${clpath}:{xalan-X.X.X.jarファイルのフルパス}

ファイルの削除

下記ファイルを削除します。

格納先ディレクトリ

Tomcatのインストールディレクトリ/appBaseディレクトリ/hdcweb/WEB-INF/lib/

削除対象のファイル
  • xalan-2.7.2.jar

  • xercesImpl-2.12.0.jar

  • serializer-2.7.2.jar

5. Tomcatの起動

Tomcatを起動します。