連携に必要なプログラムのチューニング
HDC-EDI Managerの連携に必要なプログラムが複数同時に動作すると、連携に必要なプログラムの処理(DBMSへのアクセス処理)が遅延し、エラーとなる場合があります。この現象を回避するためにDBMSへのアクセス処理をリトライすることができます。使用している環境に合わせて、DBMSへのアクセス処理のリトライ回数、リトライ間隔をチューニングしてください。DBMSへのアクセス処理のリトライ回数、リトライ間隔の変更方法について説明します。
1. ファイルを開く
以下の3ファイルを開きます。
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EDIExecLoadファイル
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EDIExecUtlrcvファイル
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EDIExecUtlsendファイル
上記ファイルは、下記ディレクトリに格納されています。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
HDCシステムディレクトリ\bin
HDCサーバマシンのOSがUNIX、またはLinuxの場合
HDCシステムディレクトリ/bin
2. ファイルの編集
上記3ファイルの「retry_count」と「retry_interval」に指定する値を編集します。
- retry_count
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DBMSへのアクセス処理が行えなかった場合にリトライする回数を指定します。
デフォルトでは3が指定されています。
リトライ回数は3以上を指定します。2以下を指定した場合は3回リトライされます。
- retry_interval
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DBMSへのアクセス処理が行えなかった場合にリトライする間隔を秒単位で指定します。
デフォルトでは3が指定されています。
リトライ間隔は3以上を指定します。2以下を指定した場合は3秒間隔でリトライされます。