プロセス集計グラフ : ワークフロー(PC版)

機能概要

数値型のデータ項目に保持されている値をプロセス横断で集計し、結果を折れ線グラフや棒グラフなどで表示します。

現在、ベータ(Beta)機能として提供しています。
ベータ(Beta)機能に関する注意点は、「このマニュアルについて」-「ベータ(Beta)機能について」を参照してください。
すべてのユーザが対象です。
      ただし、表示、編集および削除できるプロセス集計グラフは、以下のとおりです。

機能一覧

その他のグラフ 保存されているプロセス集計グラフの一覧を表示します。
プロセス集計グラフ 数値型のデータ項目に保持されている値をプロセス横断で集計し、結果を折れ線グラフや棒グラフなどで表示します。

項目説明



項目名 必須 説明
検索条件
[フィルタ]
アプリ 必須 検索するアプリをリストから選択します。
データ閲覧権限のあるアプリが選択できます。
検索条件[フィルタ]を追加する - 検索条件[フィルタ]を追加し、検索データをさらに絞り込みます。
データ項目を選択した場合は、選択したデータ項目のデータタイプによって条件指定の方法が異なります。
検索条件[フィルタ]に関する詳細は、こちらを参照してください。
検索条件
[グラフ]
集計する数値 必須 集計対象のデータを以下から選択します。
  • プロセス数
  • 指定したプロセスに保持している数値型データ項目
    • 合計: 検索条件[フィルタ]で合致するプロセスから合計値を取得します。
    • 平均: 検索条件[フィルタ]で合致するプロセスから平均値を取得します。
    • 最大: 検索条件[フィルタ]で合致するプロセスから最大値を取得します。
    • 最小: 検索条件[フィルタ]で合致するプロセスから最小値を取得します。
この値が集計グラフでは、縦軸(横棒グラフでは横軸)となります。
集計の単位 必須 集計する単位を以下から選択します。
  • プロセス開始日時
  • プロセス終了日時
  • プロセス開始ユーザ
  • プロセス開始組織
  • 指定したプロセスに保持している以下のデータ項目のデータ型
    • 選択型
    • 日付型
    • 日時型
    • ユーザ型
    • 組織型
集計の単位が固定選択項目または各データ項目のデータ型によって、選択できる集計期間の単位が変わります。
固定選択項目またはデータ型 週単位 月単位 年単位
プロセス開始日時
プロセス終了日時
日時型
日付型 年月日
年月 -
- -
選択型 - - -
プロセス開始ユーザ
ユーザ型
- - -
プロセス開始組織
組織型
- - -

この値が集計グラフでは、横軸(横棒グラフでは縦軸)となります。
日付または日時の単位の場合は、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)の日付で集計します。
ユーザがタイムゾーンの設定をシステムのタイムゾーン(GMT+09:00)以外に設定している場合は、集計期間の単位の右側に、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)が表示されます。
タイムゾーンに関する詳細は、「タイムゾーン」を参照してください。
集計の単位(サブ) - 集計グラフの凡例を以下から選択します。
また、[積み上げ表示]にチェックを入れることで、選択した凡例の値をグラフ上で積み上げ表示します。
  • プロセス開始ユーザ
  • プロセス開始組織
  • 指定したプロセスに保持している以下のデータ項目のデータ型
    • 選択型
    • ユーザ型
    • 組織型
この値が集計グラフでは、横軸(横棒グラフでは縦軸)の凡例となります。
種類 必須 プロセス集計グラフの種類を以下から選択します。
  • 折れ線グラフ
  • 縦棒グラフ
  • 横棒グラフ
集計の単位が固定選択項目または各データ項目のデータ型によって、選択できるグラフの種類が変わります。
固定選択項目またはデータ型 折れ線グラフ 縦棒グラフ 横棒グラフ
プロセス開始日時
プロセス終了日時
日時型
-
日付型 -
選択型 -
プロセス開始ユーザ
ユーザ型
-
プロセス開始組織
組織型
-

操作メニュー説明

表示 操作メニュー 説明
ヘッダ スターアイコン 重要なアプリにチェックを入れ、スターを付けます。
付けたスターの状態は、[アプリ設定]および[システム設定]-[アプリ権限]でも有効となります。
検索条件
[フィルタ]
開くアイコン 検索条件[フィルタ]を指定するフィールドの表示を閉じます。
閉じるアイコン 検索条件[フィルタ]を指定するフィールドの表示を開きます。
[削除]ボタン 追加した検索条件[フィルタ]を削除します。
検索条件
[グラフ]
開くアイコン 検索条件[グラフ]を指定するフィールドの表示を閉じます。
閉じるアイコン 検索条件[グラフ]を指定するフィールドの表示を開きます。
ミドル [更新]ボタン 追加または変更した検索条件を更新し、指定した条件で再検索します。
フッタ [このグラフに名前をつけて保存]ボタン 検索条件[フィルタ]および[グラフ]で指定した条件に名前をつけて保存します。
「このグラフに名前をつけて保存」ダイアログが表示され、以下の値を入力および選択して[保存]ボタンを押下します。
  • グラフ名: 保存するグラフ名を入力します。
  • 他ユーザと共有しない: 作成者本人のみ表示、編集および削除することができるグラフとして保存します。
  • データ閲覧権限を与えられているユーザと共有する: このアプリにデータ閲覧権限を保持しているユーザが表示、編集および削除することができるグラフとして保存します。
  • 全ユーザと共有する: すべてのユーザが表示することができるグラフとして保存します。
    このアプリにデータ閲覧権限を保持しているユーザのみ、編集および削除することができます。
データ閲覧権限を保持しているユーザのみボタンが表示されます。
データ閲覧権限に加え、「データ閲覧権限を与えられているユーザと共有する」および「全ユーザと共有する」オプションは、アプリ管理権限を保持しているユーザのみ指定することができます。
[保存されているグラフを更新]ボタン 保存したグラフの名前および共有条件を変更します。
「保存されているグラフを更新」ダイアログが表示され、以下の値を変更および選択して[保存]ボタンを押下します。
  • グラフ名: 保存するグラフ名を入力します。
  • 他ユーザと共有しない: 作成者本人のみ表示、編集および削除することができるグラフとして保存します。
  • データ閲覧権限を与えられているユーザと共有する: このアプリにデータ閲覧権限を保持しているユーザが表示、編集および削除することができるグラフとして保存します。
  • 全ユーザと共有する: すべてのユーザが表示することができるグラフとして保存します。
    このアプリにデータ閲覧権限を保持しているユーザのみ、編集および削除することができます。
データ閲覧権限を保持しているユーザのみボタンが表示されます。
データ閲覧権限に加え、「データ閲覧権限を与えられているユーザと共有する」および「全ユーザと共有する」オプションは、アプリ管理権限を保持しているユーザのみ指定することができます。
[削除]ボタン 保存したグラフを削除します。
「このグラフを削除しますか?」の確認ダイアログが表示され、[OK]ボタンを押下します。
データ閲覧権限を保持しているユーザのみボタンが表示されます。

検索条件[フィルタ]

項目名 必須 説明
件名 必須 件名に含まれる文字を入力します。
  • キーワードを入力してください。
  • ひとつの単語を入力してください。
条件として複数指定することも可能です。
開始日 任意 プロセスの開始日(From/To)を入力またはカレンダーから選択します。
  • 入力する場合は、YYYY-MM-DDの形式で入力してください。
  • 日付の指定には、固定日に加えて以下の式(#today)を使用し、検索実行日を起点とした相対的な日付(1週間前、先月末など)を指定することができます。
    • 使用可能な式
      • #today: 「今日」を表すオブジェクト
      • addMonths(): 「月」を加算または減算する処理
      • addDays(): 「日」を加算または減算する処理
      • getFirstTimeInMonth(): その月の最初の日を取得する処理
      • getLastTimeInMonth(): その月の最後の日を取得する処理
    • 使用例
      • #today.addDays(-7): 1週間前
      • #today.addMonths(-1).getLastTimeInMonth(): 先月末(最終日)
システムのタイムゾーン(GMT+09:00)の日付として入力します。
ユーザがタイムゾーンの設定をシステムのタイムゾーン(GMT+09:00)以外に設定している場合は、入力フィールドの右側に、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)が表示されます。
タイムゾーンに関する詳細は、「タイムゾーン」を参照してください。
終了日 任意 プロセスの終了日(From/To)を入力またはカレンダーから選択します。
  • 入力する場合は、YYYY-MM-DDの形式で入力してください。
  • 日付の指定には、固定日に加えて開始日で説明した式(#today)を同様に使用することができます。
システムのタイムゾーン(GMT+09:00)の日付として入力します。
ユーザがタイムゾーンの設定をシステムのタイムゾーン(GMT+09:00)以外に設定している場合は、入力フィールドの右側に、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)が表示されます。
タイムゾーンに関する詳細は、「タイムゾーン」を参照してください。
開始ユーザ 必須 プロセスを開始したユーザを選択します。
「(Me)」を選択した場合は、「自分」を指します。
検索条件を保存した場合は、ログインしたユーザ(検索を実行するユーザ)に応じて検索結果が変わります。
開始組織 必須 プロセスを開始した組織を選択します。
状態 必須 プロセスの現在の処理状態を選択します。
  • 未終了: 未終了の状態です。
  • 終了: 正常終了した状態です。
  • 異常終了: 異常終了(強制終了)した状態です。
データ項目
文字型
必須 データ項目に入力があるかないか、もしくは入力フィールドで指定した文字列を含むかで条件を設定します。
  • 含む: データ項目の値に、入力した値を含むプロセスを検索します。
  • 空: データ項目の値が空のプロセスを検索します。
  • 空でない: データ項目の値が何かしら登録されているプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
数値型
必須 入力フィールドで指定した数値との比較で条件を設定します。
  • 等しい: データ項目の値に、入力した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以上: データ項目の値に、入力した値以上の値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以下: データ項目の値に、入力した値以下の値を保持しているプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
選択型
-[ラジオボタン]
-[セレクトボックス]
-[検索セレクトボックス]
必須 1つの選択肢しか選択できないフォームタイプ
  • 選択されている: データ項目の値に、選択した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
    [文字型データ項目で選択肢]タイプの場合は、選択肢IDを入力フィールドに入力し、その値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
選択型
-[チェックボックス]
必須 複数の選択肢を選択するフォームタイプ
  • 選択されている: データ項目の値に、選択した値を含むプロセスを検索します。
    [文字型データ項目で選択肢]タイプの場合は、選択肢IDを入力フィールドに入力し、その値を含むプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
日付型
必須 指定した日付を基準に、等しいか以降か以前かを設定します。
  • 等しい: データ項目の値に、入力した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以前: データ項目の値に、入力した値以前の値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以降: データ項目の値に、入力した値以降の値を保持しているプロセスを検索します。
指定日を入力またはカレンダーから選択します。
  • 入力する場合は、フォームタイプ(データサブタイプ)により年月日(YYYY-MM-DD)、年月(YYYY-MM)、月日(MM-DD)、年(YYYY)の形式で入力してください。
  • 日付の指定には、固定日に加えて開始日で説明した式(#today)を同様に使用することができます。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
システムのタイムゾーン(GMT+09:00)の日付として入力します。
ユーザがタイムゾーンの設定をシステムのタイムゾーン(GMT+09:00)以外に設定している場合は、入力フィールドの右側に、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)が表示されます。
タイムゾーンに関する詳細は、「タイムゾーン」を参照してください。
データ項目
日時型
必須 指定した日時を基準に、等しいか以降か以前かを設定します。
  • 等しい: データ項目の値に、入力した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以前: データ項目の値に、入力した値以前の値を保持しているプロセスを検索します。
  • 以降: データ項目の値に、入力した値以降の値を保持しているプロセスを検索します。
日付部に、指定日付を入力またはカレンダーから選択します。
  • 入力する場合は、YYYY-MM-DDの形式で入力してください。
  • 日付の指定には、固定日に加えて開始日で説明した式(#today)を同様に使用することができます。
  • 日付(時刻含む)の指定には、固定日時に加えて以下の式(#now)を使用し、検索実行日時を起点とした相対的な日時(5時間前、明日の開始から9時間後など)を指定することができます。
    • 使用可能な式
      • #now: 「今」を表すオブジェクト
      • addMonths(): 「月」を加算または減算する処理
      • addDays(): 「日」を加算または減算する処理
      • addHours(): 「時」を加算または減算する処理
      • addMinutes(): 「分」を加算または減算する処理
      • getFirstTimeInDate(): その日の最初の日時を取得する処理
      • getFirstTimeInMonth(): その月の最初の日時を取得する処理
      • getLastTimeInMonth(): その月の最後の日時を取得する処理
    • 使用例
      • #now.addHours(-5): 5時間前
      • #now.addDays(1).getFirstTimeInDate().addHours(9): 明日の開始から9時間後
時刻部に、指定時刻を入力またはリストから選択します。
  • 入力する場合は、HH:MMの形式で入力してください。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
システムのタイムゾーン(GMT+09:00)の日付として入力します。
ユーザがタイムゾーンの設定をシステムのタイムゾーン(GMT+09:00)以外に設定している場合は、入力フィールドの右側に、システムのタイムゾーン(GMT+09:00)が表示されます。
タイムゾーンに関する詳細は、「タイムゾーン」を参照してください。
データ項目
ファイル型
必須 添付ファイル名に指定した文字列を含むかどうかで条件を設定します。
  • ファイル名に含む: データ項目の値に、入力した値をファイル名に含むプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
ユーザ型
必須 選択したユーザと同じ値を保持しているプロセスを検索します。
「(Me)」を選択した場合は、「自分」を指します。
  • 等しい: データ項目の値に、選択した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
検索条件を保存した場合は、ログインしたユーザ(検索を実行するユーザ)に応じて検索結果が変わります。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
組織型
必須 選択した組織と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
  • 等しい: データ項目の値に、選択した値と同じ値を保持しているプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
掲示板型
必須 データ項目に入力があるかないか、もしくは入力フィールドで指定した文字列を含むかで条件を設定します。
  • 含む: データ項目の値に、入力した値を含むプロセスを検索します。
  • 空: データ項目の値が空のプロセスを検索します。
  • 空でない: データ項目の値が何かしら登録されているプロセスを検索します。
アプリを選択した場合のみ有効となります。
データ項目
テーブル型
- 表示項目としてのみ指定するとこができ、検索条件として追加することはできません。
データ項目
ガイドパネル型
- 表示項目および検索条件として追加することはできません。