データ項目

プロセスモデラー選択
HTML5版 Flash版

機能概要

データ項目を設定し、プロセスを通じてやりとりされるデータ項目を定義します。
データ項目ごとに、[名称]・[データタイプ]・[入力条件]などを設定します。

アプリ管理権限を持つユーザが対象です。

機能一覧

アプリ編集
(プロセスモデラー)
アプリを編集するプロセスモデラーを起動します。
アプリのワークフロー図、処理担当者、データ項目、変数の設定などを行います。
ワークフロー図 ワークフロー図の作成を行います。
スイムレーンや各アイテムを配置し、フローを作成して、作業の順序を定義します。
処理担当者 処理担当者の設定を行い、作業の担当者を指定します。
以下の方法により指定することができます。
  • ユーザ・組織・ロールによる絶対指定
  • 他のスイムレーンの担当者をもとにした相対指定
  • 実行時データによる指定
データ項目 データ項目を設定し、プロセスを通じてやりとりされるデータ項目を定義します。
データ項目ごとに、[名称]・[データタイプ]・[入力条件]などを設定します。
変数設定
(アプリ設定)
アプリごとに定義できる変数を設定します。
メッセージ送信中間イベントにて共通で使用する項目を変数として定義して、使用することができます。
変数の値の組み合わせを複数保存でき、切り替えることができます。

項目説明

データ項目画面の表示例


文字型(単一行)データ項目の編集画面表示例


項目名 必須 説明
1. 共通操作 1. タスクの選択 - プレビューしたいタスクを選択します。
選択後、[フォームプレビュー]ボタンを押下することで、指定したタスク画面のプレビュー画面が表示されます。
2. データ項目 1. データ項目選択ボックス 任意 追加したいデータ項目を押下します。
2. レイアウト - タスク処理画面を開いた際に表示されるデータ項目のレイアウトが表示されます。
データ項目を選択し、マウスでドラッグ&ドロップすることにより、配置場所を変更することができます。
必須設定になっているデータ項目には、「*」が表示されます。
[件名]は配置場所を変更することができません。
3. データ項目番号 - データ項目番号です。
データ項目番号は「0」から開始され、データ項目を追加した順番で番号が採番されます。
データ項目の表示順序を変更または削除してもその番号は変わりません。
各種イベントおよびサービスタスクなどでデータ項目を特定するために使用される、使用頻度の高い項目の識別番号です。
4. 項目名 任意 データ項目の名称です。
タスク処理画面では、データ入力項目の名称として表示されます。
テーブル型の場合は、テーブル(表)形式のデータ列に対する表示項目名となります。
256文字以下で入力してください。
[件名]は名称を変更することはできません。
5. フィールド名 必須 データ項目のフィールド名を入力します。
入力したフィールド名は、データ項目番号を使用した変数名の代わりとなるデータ項目の別名であり、タスク処理画面には表示されません。
各種イベントおよびサービスタスクなどでデータ項目を特定するために使用されます。
「q_」で始まる64文字以内で入力してください。
数字、アルファベットおよびアンダーバー「_」が使用できます。
アプリ内で一意なフィールド名を付けてください。
大文字小文字を区別します。
6. フォームタイプ(データサブタイプ) 必須 データタイプの種別を表します。
以下のデータタイプにフォームタイプ(データサブタイプ)が用意されています。
  • 文字型: 単一行、複数行
  • 選択型: ラジオボタン、セレクトボックス、チェックボックス、検索セレクトボックス
  • 日付型: 年月日、年月、月日、年
  • ユーザ型: セレクトボックス、検索セレクトボックス
データタイプに関する詳細は、「データタイプ詳細」を参照してください。
7. 必須設定 任意 必須の入力または選択項目にする場合は、チェックを入れます。
必須設定で値が未入力または未選択の場合は、タスク処理画面の処理終了時にエラーとなります。
[件名]およびガイドパネル型の場合は、使用不可となります。
8. プレースホルダテキスト 任意 データ項目の補足説明を入力します。
プレースホルダテキストとは、テキストボックスに何も入力されていないときに薄い色で表示されるテキストです。
文字型のデータタイプにのみ使用可能です。
9. 説明 任意 データ項目の補足説明を入力します。
入力した説明は、タスク処理画面にて、データ項目の入力または選択フィールドの下に表示されます。
また、HTMLやJavaScriptを記述することができ、説明文を装飾したり、入力値チェックを実装することができます。
JavaScriptの使用およびその動作に関する保証はしておりません(HTMLも同様)。
      使用する場合は、必ず本番環境と同条件のテスト環境であらかじめ動作確認を行ってください。
JavaScriptの使用方法に関する詳細は、「JavaScriptを使用したデータ項目の操作」を参照してください。

HTMLを使用した設定を行った場合のタスク処理画面の表示例


上記の設定例では、[説明]に以下のHTMLを記述しています。

入力形式 : yyyy-mm-dd<br>
<font size="2" color="red"><b>稼働日(土日・祝日以外)</b>を指定してください!</font>

10. メモ 任意 データ項目のアプリ作成者メモを入力します。
入力したメモは、タスク処理画面には表示されません。
[件名]はメモを入力することはできません。
11. 段組 任意 タスク処理画面にて、データ項目を段組表示(指定列に横並び表示)します。
「1」、「2」、「4」段から選択することができます。
上の画像では、[評価]と[審査]のデータ項目が「2」段の段組に設定されています。
テーブル型の場合は、使用不可となります。

操作メニュー説明

表示 操作メニュー 説明
1. 共通操作 [フォームプレビュー]ボタン 選択したタスクのタスク処理画面に表示されるデータ項目やレイアウトをプレビュー画面で確認することができます。
タスクの選択リストから確認したいタスクを選択し、[フォームプレビュー]ボタンを押下します。
高度なレイアウト機能を使用している場合は、HTMLが反映されたプレビュー画面を確認することができます。
プレビューする際には、「データ編集許可」の設定が完了していることを確認してください。
[高度なレイアウトを編集]ボタン 高度なレイアウト画面を開きます。
オリジナルで作成したHTMLファイルを使用して、タスク処理画面のレイアウトをカスタマイズすることができます。
高度なレイアウト機能に関する詳細は、「高度なレイアウト」を参照してください。
2. データ項目 [設定]アイコン データ項目のプロパティ設定ダイアログを表示します。
項目名、フィールド名などを、ここから設定できます。
下図「文字型(単一行)データ項目の編集画面表示例」が、展開した表示です。
データタイプのプロパティに関する詳細は、「データタイプ詳細」を参照してください。
[段組]アイコン タスク処理画面にて、データ項目を段組表示(指定列に横並び表示)します。
「1」、「2」、「4」段から選択することができます。
上の画像では、[評価]と[審査]のデータ項目が「2」段の段組に設定されています。
テーブル型の場合は、使用不可となります。
[削除]アイコン データ項目を削除します。
[コピー]アイコン データ項目を複製します。
複製されたデータ項目の名称には、「(コピー)」が先頭に付加されます。
[データ項目一括追加]ボタン [データ項目一括追加]ダイアログを開きます。
[サンプルTSVファイルをダウンロード]ボタンにより、データ項目追加のサンプルをTSV形式のファイルでダウンロードします。
サンプルに倣って追加したい項目、フィールド名、必須設定を編集してください。
ダウンロードファイルの出力形式は、以下となります。
  • 1列目: 項目名
  • 2列目: データタイプ
  • 3列目: フィールド名
  • 4列目: 必須(0.任意 1.必須)

[ファイルをドロップ、もしくはクリックで選択してください。]ゾーンから、編集したデータ項目一括追加内容のファイルをアップロードします。
確認後、 を押下します。
アップロード対象のファイルは、ダウンロードしたファイルをもとに編集することが前提となっております。

仕様制限