ワークフローAPI

説明概要

プロセスの開始/タスクの確認/タスクの処理/モニタリングを操作するワークフローAPIを説明します。
APIによっては、GET/POSTリクエストに対してJSONやXMLをレスポンスします。

ワークフローAPIの種類

プロセス開始API プロセスの開始を行うAPIです。
タスク確認API マイタスク/引き受け待ち(オファータスク)情報を取得するAPIです。
タスク処理API タスク処理を行うAPIです。
モニタリングAPI プロセス/タスク処理履歴を取得するAPIです。

プロセス開始API

操作 GET POST リクエストURL レスポンス(JSON) 実行に必要な権限
新規開始できるプロセス一覧を取得する <ContextRoot>/API/PE/ProcessModel/listStartable count、ActivityEntryのリスト 全ログインユーザ
先頭タスク一覧を取得する
今後のバージョンで廃止予定
<ContextRoot>/API/PE/ProcessModel/list ActivityEntryのリスト 全ログインユーザ
新規プロセスを開始する - <ContextRoot>/API/PE/ProcessInstance/start WorkitemEntry 全ログインユーザ

「<ContextRoot>」は、DataSpider BPMのルートURIである「http(s)://<ホスト名>:<ポート番号>/userweb」を意味します。

プロセス開始APIのレスポンス

ActivityEntryの構造

属性 説明
id 整数 タスクのID
nodeName 文字列 タスクの名前
nodeNumber 整数 ノード番号
processModelActivateDatetime 日時 アプリのこのバージョンがリリースされた日時
processModelId 整数 アプリのバージョン別のID
processModelInfoCategory 文字列 アプリのカテゴリ名
processModelInfoId 整数 アプリのID
バージョンにかぎらず変わりません。
processModelInfoName 文字列 アプリの名前
processModelInfoShortExplanation 文字列 アプリの概要
processModelInfoViewPriority 整数 アプリの表示優先度「0」~「5」
processModelVersion 整数 アプリのバージョン番号

正常応答の例(ActivityEntry)


 {
   "count":1,
   "startableActivities":[
     {
       "id":2086,
       "nodeName":"テストタスク",
       "nodeNumber":3,
       "processModelActivateDatetime":"2010-01-07T18:13:40+0900",
       "processModelId":2081,
       "processModelInfoCategory":"テストカテゴリ",
       "processModelInfoId":11,
       "processModelInfoName":"テストアプリ",
       "processModelInfoShortExplanation":"テスト用アプリです。",
       "processModelInfoViewPriority":5,
       "processModelVersion":1
     }
   ]
 }


WorkitemEntryの構造および正常応答の例に関する詳細は、
こちらを参照してください。

プロセス開始API詳細

新規開始できるプロセス一覧を取得する: /API/PE/ProcessModel/listStartable

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
start 任意 取得するプロセスの開始位置を指定します。最小値は「0」、最大値は「2147483647」です。
指定しなかった場合は、「0」が指定されたものとみなされます。
例: 検索結果の全件が「100」、startに「10」、limitに「50」を指定した場合は、100件のうち11件目から60件目を取得します。
limit 任意 取得するプロセスの最大件数を指定します。 最小値は「0」、最大値は「1000」です。
指定しなかった場合は、「1」が指定されたものとみなされます。
category 任意 取得するプロセスのカテゴリを指定します。
query 任意 取得するプロセスのアプリ名を指定します。
値が指定された場合、その値がアプリ名の一部に含まれているプロセスを検索します。

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

先頭タスク一覧を取得する: /API/PE/ProcessModel/list

今後のバージョンで廃止予定となっております。
      適宜、使用している API を
「新規開始できるアプリ一覧を取得する: /API/PE/ProcessModel/listStartable」に変更してください。


新規プロセスを開始する: /API/PE/ProcessInstance/start

POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
activityId
今後のバージョンで廃止予定
任意 対象プロセスの先頭タスクのID
ActivityEntryのid属性の値
processModelInfoId 必須 アプリのID
nodeNumber 必須 タスクのノード番号

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスク確認API

操作 GET POST リクエストURL レスポンス(JSON) 実行に必要な権限
マイタスクの一覧を取得する <ContextRoot>/API/PE/Workitem/listAllocated count、WorkitemEntryのリスト 全ログインユーザ
引き受け待ち(オファータスク)の一覧を取得する <ContextRoot>/API/PE/Workitem/listOffered count、WorkitemEntryのリスト 全ログインユーザ
引き受け待ち(オファータスク)を引き受ける - <ContextRoot>/API/PE/Workitem/batchAccept Resultのリスト 全ログインユーザ

「<ContextRoot>」は、DataSpider BPMのルートURIである「http(s)://<ホスト名>:<ポート番号>/userweb」を意味します。

タスク確認APIのレスポンス

WorkitemEntryの構造

属性 説明
id 整数 タスクのインスタンスID
allocateDatetime 日時 タスクが割り当てられた日時
allocatedQuserId 整数 タスクが割り当てられたユーザのID
allocatedQuserName 文字列 タスクが割り当てられたユーザの名前
allocatedQgroupId 整数 タスクが割り当てられた組織のID
allocatedQgroupName 文字列 タスクが割り当てられた組織の名前
endDatetime 日時 タスクの処理が終了した日時
nodeName 文字列 タスクの名前
nodeNumber 整数 タスクのノード番号
offerDatetime 日時 タスクがオファーされた日時
processInstanceEndDatetime 日時 プロセスが終了した日時
processInstanceIdForView 文字列 プロセスのIDの表示用文字列表記
processInstanceId 整数 プロセスのID
processInstanceSequenceNumber 整数 プロセス連番
processInstanceInitQgroupId 整数 プロセスを開始した組織のID
processInstanceInitQgroupName 文字列 プロセスを開始した組織の名前
processInstanceInitQuserId 整数 プロセスを開始したユーザのID
processInstanceInitQuserName 文字列 プロセスを開始したユーザの名前
processInstanceStartDatetime 日時 プロセスを開始した日時
processInstanceState 文字列 プロセスの状態
processInstanceDebug boolean デバッグモードかどうか(true: デバッグモード、false: 通常モード)
processInstanceTitle 文字列 プロセスの件名
processModelInfoId 整数 アプリのID
processModelInfoName 文字列 アプリの名前
processModelInfoCategory 文字列 アプリのカテゴリ
processModelVersion 整数 アプリのバージョン
startDatetime 日時 タスクを開始した日時
state 文字列 タスクの状態
failType 文字列 タスクのエラー分類
swimlaneType 文字列 タスクを配置しているスイムレーンの種別
timeLimitDatetime 日時 タスクの締め切り日時
starred boolean スターの有無(true: スター有、false: スター無)
read boolean 既読の有無(true: 既読、false: 未読)
タスク確認APIでのみ有効となります。
data ProcessDataEntry データを格納したオブジェクト
モニタリングAPIでのみ有効となります。

正常応答の例(WorkitemEntry)


 {
   "workitem":{
     "allocateDatetime":"2010-08-18T14:03:18+0900",
     "allocatedQgroupId":null,
     "allocatedQgroupName":null,
     "allocatedQuserId":0,
     "allocatedQuserName":"佐藤",
     "offerDatetime":null,
     "data":null,
     "endDatetime":null,
     "failType":null,
     "id":58399,
     "nodeName":"Activity1",
     "nodeNumber":0,
     "processInstanceEndDatetime":null,
     "processInstanceId":825,
     "processInstanceIdForView":"p825",
     "processInstanceInitQgroupId":null,
     "processInstanceInitQgroupName":null,
     "processInstanceInitQuserId":0,
     "processInstanceInitQuserName":"佐藤",
     "processInstanceSequenceNumber":1,
     "processInstanceStartDatetime":"2010-08-18T14:03:16+0900",
     "processInstanceState":"STARTED",
     "processInstanceDebug":false,
     "processInstanceTitle":null,
     "processModelInfoCategory":"テストカテゴリ",
     "processModelInfoId":9,
     "processModelInfoName":"テストプロセス",
     "processModelVersion":4,
     "read":false,
     "starred":true,
     "startDatetime":null,
     "state":"ALLOCATED",
     "swimlaneType":"NORMAL",
     "timeLimitDatetime":null
   }
 }

Resultの構造

属性 説明
success boolean タスクの引き受けに成功したか失敗したか。成功はtrue。
workitemId 整数 対象タスクのID
workitem WorkitemEntry 対象タスクの情報を格納したオブジェクト
引き受けに失敗した場合、このオブジェクトがない場合もあります。
error ErrorEntry エラー応答のオブジェクト
引き受けに失敗した場合のみ。

正常応答の例(Result)


 {
   "results":[
     {
       "success":true,
       "workitemId":58399,
       "workitem":{
         "id":58399,
         "offerDatetime":"2010-08-18T14:03:17+0900",
         "nodeName":"Activity1",
         "nodeNumber":0,
         "processInstanceId":825,
         "processInstanceIdForView":"p825",
         "processInstanceInitQgroupId":1,
         "processInstanceInitQgroupName":"全社",
         "processInstanceInitQuserId":0,
         "processInstanceInitQuserName":"佐藤",
         "processInstanceStartDatetime":"2010-08-18T14:03:16+0900",
         "processInstanceState":"STARTED",
         "processInstanceDebug":false,
         "processInstanceTitle":"",
         "processModelInfoId":9,
         "processModelInfoName":"テストプロセス",
         "processModelVersion":4,
         "startDatetime":null,
         "state":"ALLOCATED",
         "swimlaneType":"NORMAL"
       },
       {
       "success":false,
       "workitemId":58400,
       "error":{
         "errorCode":"40003",
         "type":"WorkitemDoesNotExist"
       }
     }
   ]
 }


ProcessInstanceEntryの構造および正常応答の例に関する詳細は、
こちらを参照してください。

タスク確認API詳細

マイタスクの一覧を取得する: /API/PE/Workitem/listAllocated

GET/POST リクエストパラメータ

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

引き受け待ち(オファータスク)の一覧を取得する: /API/PE/Workitem/listOffered

GET/POST リクエストパラメータ

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

引き受け待ち(オファータスク)を引き受ける: /API/PE/Workitem/batchAccept

POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemIds 必須 対象タスクのID
WorkitemEntryのid属性の値。
複数のタスクをまとめて引き受けることが可能です。
その場合は、タスクの数だけパラメータとタスクのIDを指定してください。

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスク処理API

操作 GET POST リクエストURL レスポンス(XML) 実行に必要な権限
入力フォーム情報を取得する <ContextRoot>/API/PE/Workitem/Form/viewXml XML: workitem-form 全ログインユーザ
タスクを実行する - <ContextRoot>/API/PE/Workitem/Form/save XML: result 全ログインユーザ

「<ContextRoot>」は、DataSpider BPMのルートURIである「http(s)://<ホスト名>:<ポート番号>/userweb」を意味します。

タスク処理APIのレスポンス

XML: workitem-formの構造

要素名/属性名(XPath式) 説明
/workitem-form   応答XMLのルート要素
title 文字列 件名の値
title-accessibility 整数 件名のデータ編集許可設定
編集可:「3」、表示のみ:「1」
title-description 文字列 件名に関する説明
入力フォームに付与されるメッセージです。
title-columns 整数 件名の段組み設定
form-data   タイトル以外のデータ項目
form-data/@number 整数 データ項目番号
form-data/@id 整数 データ項目の定義ID
form-data/accessibility 整数 データ項目のデータ編集許可設定
編集可:「3」、表示のみ:「1」、なし:「0」
form-data/data-type 整数 データ項目のデータ型
文字型:「0」、日付型:「5」、ユーザ型:「8」、掲示板型:「9」
日時型:「10」、選択型:「11」、数値型:「12」、テーブル型:「13」
ファイル型:「14」、ガイドパネル:「15」、組織型:「16」
form-data/form-type 整数 入力フォームの形式
テキストフィールド:「0」、テキストエリア:「1」、ラジオボタン:「2」
チェックボックス:「3」、セレクトボックス:「4」、検索セレクトボックス:「5」
form-data/sub-type 整数 日付型の入力形式
年月日:「0」、年月:「1」、月日:「2」、年:「3」
form-data/name 文字列 データ項目の名前
form-data/data-instance-id 整数 データ項目のID
form-data/process-instance-id 整数 プロセスのID
form-data/view-order 整数 データ項目の表示順
form-data/description 文字列 データ項目に関する説明
入力フォームに付与されるメッセージです。
form-data/columns 整数 データ項目の段組み設定
form-data/required boolean データ項目が必須かどうか
form-data/button-direction 整数 チェックボックス・ラジオボタンで、ボタンを配置する方向
横:「1」、縦:「2」
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/button-rows 整数 1行または1列に配置するボタンの数
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/items   選択肢の情報
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/items/process-data-definition-detail:item   各選択肢の情報
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/items/process-data-definition-detail:item/process-data-definition-detail:value 文字列 選択肢ID
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/items/process-data-definition-detail:item/process-data-definition-detail:display 文字列 選択肢の表示ラベル
選択型データ項目でのみ使用します。
form-data/process-data-definition-detail:string-detail   文字型に関する定義の詳細
詳細は、「文字型データ項目で含まれる設定」を参照してください。
文字型データ項目でのみ使用します。
form-data/process-data-definition-detail:decimal-detail   数値型に関する定義の詳細
詳細は、「数値型データ項目で含まれる設定」を参照してください。
数値型データ項目でのみ使用します。
form-data/process-data-definition-detail:list-detail   テーブル型に関する定義の詳細
詳細は、「テーブル型データ項目で含まれる設定」を参照してください。
テーブル型データ項目でのみ使用します。
form-data/value 文字列 データの値
出力のフォーマットは各データ型により異なります。
node-number 整数 タスクのノード番号
swimlane-type 整数 ノーマルタスクか、チームタスクかを判別
ノーマルタスク:「0」、チームタスク:「1」
task-name 文字列 タスクの名前
user-selects   ユーザ選択分岐に関する設定
user-selects/user-select   ユーザ選択分岐の1つのボタンに相当
user-selects/user-select/flow-id 整数 ボタンを選択した場合にトークンがたどるフローのID
user-selects/user-select/name 文字列 ボタンに表示するテキスト
executing-roles   タスク処理時の立場の選択が必要な場合の情報
必要がない場合、1つに特定されている場合には含まれません。
executing-roles/executing-role   選択可能な各立場
executing-roles/executing-role/qgroup-id 整数 選択可能な立場、組織のID
executing-roles/executing-role/qgroup-name 文字列 選択可能な立場、組織の名前
qgroup-id 整数 選択されている組織のID
workitem-id 整数 タスクのID

文字型データ項目で含まれる設定(XML: workitem-form)

要素名/属性名(XPath式) 説明
process-data-definition:string-detail   文字型データ項目に関する設定
required boolean 必須かどうか
/workitem-form/form-data/requiredと同じです。
regex 文字列 正規表現式
textarea-rows 整数 複数行タイプの場合に、何行入力フォームを表示させるかの指定

数値型データ項目で含まれる設定(XML: workitem-form)

要素名/属性名(XPath式) 説明
process-data-definition:decimal-detail   数値型データ項目に関する設定
required boolean 必須かどうか
/workitem-form/form-data/requiredと同じです。
prefix 文字列 接頭辞
suffix 文字列 接尾辞
minimum 文字列 最小値
maximum 文字列 最大値
operation 文字列 テーブル型項目内の数値型項目にて使用
ここでは使用しません。
summary 文字列 テーブル型項目内の数値型項目にて使用
ここでは使用しません。
decimal-separator 文字列 小数点
grouping-separator 文字列 桁区切り文字
ref-summary boolean 演算結果の表示項目かどうか
四則演算式が入力されている項目の場合:「true」
テーブル型データ項目内の数値型にて、[ふたつの項目の積が入る]の場合:「true」
通常の入力可能な項目の場合:「false」
scale 整数 小数点以下の桁数

テーブル型データ項目で含まれる設定(XML: workitem-form)

要素名/属性名(XPath式) 説明
process-data-definition:list-detail   テーブル型データ項目に関する設定
sub-data-defs   テーブル内のデータ項目に関する定義
sub-data-defs/sub-data-def   テーブル内の各データ項目
sub-data-defs/sub-data-def/name 文字列 項目の名前
sub-data-defs/sub-data-def/data-type 整数 データ項目の型
文字型:「0」、選択型:「11」、数値型:「12」
sub-data-defs/sub-data-def/string-detail   文字型に関する定義の詳細
詳細は、「文字型データ項目で含まれる設定」を参照してください。
sub-data-defs/sub-data-def/decimal-detail   数値型に関する定義の詳細
詳細は、「数値型データ項目で含まれる設定」参照してください。

正常応答の例(XML: workitem-form)


 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
 <workitem-form xmlns:ns2="process-data-definition-detail">
     <title-accessibility>3</title-accessibility>
     <title-description><font color="red">タイトルは必須入力です</font></title-description>
     <title-columns>1</title-columns>
     <form-data number="4" id="56213">
         <accessibility>3</accessibility>
         <data-type>12</data-type>
         <name>数値型</name>
         <data-instance-id>75774</data-instance-id>
         <process-instance-id>845</process-instance-id>
         <view-order>5</view-order>
         <ns2:decimal-detail>
             <ns2:required>false</ns2:required>
             <ns2:prefix>$</ns2:prefix>
             <ns2:suffix>ユーロ</ns2:suffix>
             <ns2:minimum>100.00</ns2:minimum>
             <ns2:maximum>200.00</ns2:maximum>
             <ns2:operation></ns2:operation>
             <ns2:summary></ns2:summary>
             <ns2:decimal-separator>.</ns2:decimal-separator>
             <ns2:grouping-separator>,</ns2:grouping-separator>
             <ns2:ref-summary>false</ns2:ref-summary>
             <ns2:scale>10</ns2:scale>
         </ns2:decimal-detail>
         <description>値は 100.0000000000 以上 200.0000000000 以下にしてください。</description>
         <columns>1</columns>
         <required>false</required>
     </form-data>
     <node-number>0</node-number>
     <task-name>入力</task-name>
     <user-selects />
     <workitem-id>75778</workitem-id>
 </workitem-form>

XML: resultの構造

要素名/属性名(XPath式) 説明
/result   応答のルート要素
@success boolean タスクの処理に成功したか失敗したかを判別
成功:「true」、失敗:「false」
process-data-validation-errors   データの入力チェックに失敗した場合に含まれます。
process-data-validation-errors/error   各エラー
process-data-validation-errors/error/key 文字列 どの入力でエラーが発生したかを表すキー
パラメータ名に対応しています。
process-data-validation-errors/error/detail 文字列 エラーメッセージ
errors   データの入力チェック以外が原因で失敗した場合に含まれます。
errors/error   各エラー
errors/error/key 文字列 エラーの種類を表すキー
errors/error/detail 文字列 エラーメッセージ

成功時応答の例(XML: result)


 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
 <result success="true" />

失敗時応答の例(XML: result)


 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
 <result success="false">
     <process-data-validation-errors>
         <error>
             <key>data[4].input</key>
             <detail>値は 100.0000000000 以上にしてください。</detail>
         </error>
     </process-data-validation-errors>
 </result>

タスク処理API詳細

入力フォーム情報を取得する: /API/PE/Workitem/Form/viewXml

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemId 必須 対象タスクのID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスクを実行する: /API/PE/Workitem/Form/save

POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemId 必須 対象タスクのID
title 任意 件名
データ項目ごとのパラメータ 任意 パラメータ名や指定する値は、メッセージ開始イベント(HTTP)およびメッセージ受信中間イベント(HTTP)と同じになります。
メッセージ開始・受信中間イベント(HTTP)に関する詳細は、「メッセージ開始・受信中間イベント(HTTP)」を参照してください。
qgroupId 任意 組織のID
タスクを実行する際の立場を指定する必要がある場合に、どの立場で実行するのかを指定します。
立場の候補は、フォーム情報の取得APIによって取得する応答XMLの「/workitem-form/executing-roles」内に保持されています。
指定する必要がない場合は、送信する必要はありません。
flow 任意 フローのID
ユーザ選択分岐の場合、いずれのフローを選択するのかを指定します。
フローの候補は、フォーム情報の取得APIによって取得する応答XMLの「/workitem-form/user-selects」内に保持されています。
ユーザ選択分岐ではない場合は、送信する必要はありません。
saveOnly 任意 値を保存するだけでタスクを終了しない場合は、「true」を指定します。
タスクを終了する場合は、「false」を指定するか、パラメータを指定しません。
「true」を指定した場合は、qgroupIdの指定が必要な場合においても未設定で保存することができます。

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

モニタリングAPI

操作 GET POST リクエストURL レスポンス(JSON) 実行に必要な権限
タスク処理履歴を検索する <ContextRoot>/API/OR/Workitem/list count、WorkitemEntryのリスト 全ログインユーザ
タスク処理履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-8) <ContextRoot>/API/OR/Workitem/listCsv CSVファイル: UTF-8 全ログインユーザ
タスク処理履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-16) <ContextRoot>/API/OR/Workitem/listCsvUtf16 CSVファイル: UTF-16 全ログインユーザ
すべてのプロセス履歴を検索する <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/list count、ProcessInstanceEntryのリスト 全ログインユーザ
すべてのプロセス履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-8) <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/listCsv CSVファイル: UTF-8 全ログインユーザ
すべてのプロセス履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-16) <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/listCsvUtf16 CSVファイル: UTF-16 全ログインユーザ
プロセスの詳細情報を取得する <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/view ProcessInstanceEntry 全ログインユーザ
ファイル型データ項目を取得する <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/File/download ファイル 全ログインユーザ
タスクにスターを追加する <ContextRoot>/API/OR/Workitem/Star/add なし 全ログインユーザ
タスクからスターを削除する <ContextRoot>/API/OR/Workitem/Star/remove なし 全ログインユーザ
タスクを強制割当する - <ContextRoot>/API/PIM/Workitem/reallocate WorkitemEntry コントロール権限
プロセスを強制終了する - <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/stop なし 全ログインユーザ
プロセスを削除する - <ContextRoot>/API/OR/ProcessInstance/delete なし 全ログインユーザ

「<ContextRoot>」は、DataSpider BPMのルートURIである「http(s)://<ホスト名>:<ポート番号>/userweb」を意味します。

モニタリングAPIのレスポンス

ProcessInstanceEntryの構造

属性 説明
processInstanceId 整数 プロセスのID
processInstanceIdForView 文字列 プロセスのIDの表示用文字列表記
processInstanceSequenceNumber 整数 プロセス連番
processInstanceInitQgroupId 整数 プロセスを開始した組織のID
processInstanceInitQgroupName 文字列 プロセスを開始した組織の名前
processInstanceInitQuserId 整数 プロセスを開始したユーザのID
processInstanceInitQuserName 文字列 プロセスを開始したユーザの名前
processInstanceStartDatetime 日時 プロセスを開始した日時
processInstanceEndDatetime 日時 プロセスが終了した日時
processInstanceState 文字列 プロセスの状態
processInstanceDebug boolean デバッグモードかどうか(true: デバッグモード、false: 通常モード)
processInstanceTitle 文字列 プロセスの件名
processModelInfoId 整数 アプリのID
processModelInfoName 文字列 アプリの名前
processModelInfoCategory 文字列 アプリのカテゴリ
processModelVersion 整数 アプリのバージョン
activeTokenNodeName 文字列 トークンがあるノードの名称
data ProcessDataEntry データを格納したオブジェクト

ProcessDataEntryの構造

属性 説明
id 整数 データ項目のID
processDataDefinitionNumber 整数 データ項目番号
name 文字列 データ項目の名称
dataType 文字列 データ項目の型
subType 文字列 フォームタイプ(データサブタイプ)の型
特定のデータ型のみで使用します。
value 文字列
データ型によっては、各オブジェクトの型になります。
viewOrder 整数 表示順

正常応答の例(ProcessInstanceEntry)


 {
   "count":4,
   "processInstances":[
     {"processInstanceId":1319,
      "data":
       {"1":{
         "name":"選択",
         "dataType":"SELECT",
         "id":560709,
         "processDataDefinitionNumber":1,
         "subType":null,
         "value":[
           {"display":"選択肢2",
            "value":"選択肢2"}
         ],
         "viewOrder":3
        },
        "0":{
         "name":"文字",
         "dataType":"STRING",
         "id":560708,
         "processDataDefinitionNumber":0,
         "subType":null,
         "value":"選択肢1¥n選択肢2",
         "viewOrder":1
        }
       },
      ...
     },
     {"processInstanceId":1284,
      "data":
       {"1":{
         "name":"選択",
         "dataType":"SELECT",
         "id":542679,
         "processDataDefinitionNumber":1,
         "subType":null,
         "value":null,
         "viewOrder":3
        },
        "0":{
         "name":"文字",
         "dataType":"STRING",
         "id":542678,
         "processDataDefinitionNumber":0,
         "subType":null,
         "value":"選択肢1¥n選択肢2¥n選択肢3",
         "viewOrder":1
        }
       },
      ...
     }
   ]
 }


WorkitemEntryの構造および正常応答の例に関する詳細は、
こちらを参照してください。

モニタリングAPI詳細

タスク処理履歴を検索する: /API/OR/Workitem/list

タスク処理履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-8): /API/OR/Workitem/listCsv

タスク処理履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-16): /API/OR/Workitem/listCsvUtf16

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
criteria 任意 検索条件をXMLで指定します。
指定しない場合は、権限を保持している全アプリの全タスクが対象になります。
検索条件XMLは、以下を参照してください。
limit 任意 取得するタスクの最大件数を指定します。 最小値は「0」、最大値は「1000」です。
指定しなかった場合は、「1」が指定されたものとみなされます。
start 任意 取得するタスクの開始位置を指定します。最小値は「0」、最大値は「2147483647」です。
指定しなかった場合は、「0」が指定されたものとみなされます。
例: 検索結果の全件が「100」、startに「10」、limitに「50」を指定した場合は、100件のうち11件目から60件目を取得します。
検索条件XMLの構造
要素名/属性名(XPath式) 説明
/workitem-criteria   検索条件XMLのルート要素
process-model-info-id 整数 アプリのID
権限を保持している全アプリを検索対象とする場合は、指定しないでください。
states   対象プロセスの状態を指定します。
指定しない場合は、すべての状態のプロセスが検索対象となります。
states/state 文字列 対象プロセスの状態を、以下から指定します。
複数の状態を検索対象とする場合は、その数だけ要素を並べます。
  • STARTED: 未終了のプロセス
  • ENDED: 正常終了したプロセス
  • FAILED: 異常終了(強制終了)したプロセス
process-instance-id 整数 プロセスのID
指定した場合は、指定されたプロセスIDを保持したプロセスを検索します。
title 文字列 件名
指定した場合は、値が件名の一部に含まれているプロセスを検索します。
title要素を複数指定することにより、AND条件での絞り込み条件を増やすことができます。
start-date-from 文字列 プロセスを開始した日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に開始されたプロセスを検索します(指定日時も含む)。
start-date-to 文字列 プロセスを開始した日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に開始されたプロセスを検索します(指定日時も含む)。
end-date-from 文字列 プロセスが終了した日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に終了したプロセスを検索します(指定日時も含む)。
end-date-to 文字列 プロセスが終了した日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に終了したプロセスを検索します(指定日時も含む)。
init-quser-id 文字列 ユーザのIDまたは自分自身(「#me」)
指定した場合は、プロセスの開始ユーザが指定したユーザまたは自分自身であるプロセスを検索します。
init-qgroup-id 整数 組織のID
指定した場合は、プロセスの開始組織が指定した組織であるプロセスを検索します。
node-number 整数 タスクのノード番号
指定した場合は、合致するノード番号を持つタスクを検索します。
workitem-states   対象タスクの状態を指定します。
指定しない場合は、すべての状態のタスクが検索対象となります。
workitem-states/workitem-state 文字列 対象タスクの状態を、以下から指定します。
複数の状態を検索対象とする場合は、その数だけ要素を並べます。
  • OFFERED: 引き受け待ちのタスク
  • ALLOCATED: 未処理のタスク
  • STARTED: 処理中のタスク
  • ENDED: 処理完了のタスク
  • FAILED: 処理失敗のタスク
workitem-starred boolean 対象タスクのスター有無を、以下から指定します。
指定しない場合は、両方を取得します。
  • true: スターが付いているタスク
  • false: スターが付いていないタスク
workitem-allocated-quser-id 文字列 ユーザのIDまたは自分自身(「#me」)
指定した場合は、処理担当者が指定したユーザまたは自分自身であるプロセスを検索します。
workitem-offer-date-from 文字列 タスクをオファーした日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降にオファーされたタスクを検索します(指定日時も含む)。
workitem-offer-date-to 文字列 タスクをオファーした日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前にオファーされたタスクを検索します(指定日時も含む)。
workitem-end-date-from 文字列 タスクが完了した日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に完了したタスクを検索します(指定日時も含む)。
workitem-end-date-to 文字列 タスクが完了した日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に完了したタスクを検索します(指定日時も含む)。
workitem-time-limit-from 文字列 タスクの締切日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に締切となるタスクを検索します(指定日時も含む)。
workitem-time-limit-to 文字列 タスクの締切日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に締切となるタスクを検索します(指定日時も含む)。
sort-property 文字列 検索結果をソートする際のキー
指定しない場合は、「offerDatetime」が指定されたものとみなされます。
  • offerDatetime: タスクのオファー日時でソートします。
  • endDatetime: タスクの完了日時でソートします。
  • timeLimitDatetime: タスクの締め切り日時でソートします。
  • allocatedQuserId: 割り当てられたユーザのIDでソートします。
  • nodeName: タスクの名前でソートします。
sort-direction 文字列 ソートの順序
指定しない場合は、「DESC」が指定されたものとみなされます。
  • ASC: 昇順でソートします。
  • DESC: 降順でソートします。
data   データ項目を検索条件や結果取得対象に含めるかどうか
ここで指定されたデータ項目のみ、検索結果に含まれます。
data/*/data-definition-number 整数 データ項目番号
検索対象や結果取得対象にするデータ項目のデータ項目番号を指定します。
「*」部分は、対象のデータ型によって異なります。
data/*/value 文字列 検索に使用する値
「*」部分は、対象のデータ型によって異なります。
data/string   文字型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/string/empty   「値が入力されていない」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/string/not-empty   「値が入力されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/string/contains   「値に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/discussion   掲示板型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/discussion/empty   「値が入力されていない」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/discussion/not-empty   「値が入力されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/discussion/contains   「値に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal   数値型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/decimal/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal/greater-equals   「以上」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal/less-equals   「以下」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date   日付型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/date/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date/after-equals   「以降」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date/before-equals   「以前」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime   日時型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/datetime/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime/after-equals   「以降」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime/before-equals   「以前」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/select   選択型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/select/selected   「選択されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/file   ファイル型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/file/contains   「ファイル名に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/quser   ユーザ型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/quser/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/qgroup   組織型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/qgroup/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/table   テーブル型のデータ項目を結果取得対象に含める場合
検索条件には指定できません。
data/*/view   指定したデータ項目において検索条件は指定せず、結果取得対象にする場合
「*」の部分は、対象のデータ型によって異なります。
検索条件XMLの例
以下の検索条件を指定した検索条件XMLの例です。

 <workitem-criteria>
     <process-model-info-id>33</process-model-info-id>
     <start-date-from>2013-01-01</start-date-from>
     <node-number>0</node-number>
     <workitem-states><workitem-state>ENDED</workitem-state></workitem-states>
     <workitem-allocated-quser-id>#me</workitem-allocated-quser-id>
     <workitem-end-date-from>2013-01-01 09:00</workitem-end-date-from>
     <workitem-end-date-to>2013-06-30 18:00</workitem-end-date-to>
     <data>
         <string>
             <data-definition-number>0</data-definition-number>
             <not-empty />
         </string>
         <decimal>
             <data-definition-number>1</data-definition-number>
             <greater-equals />
             <value>100</value>
         </decimal>
         <select>
             <data-definition-number>10</data-definition-number>
             <view />
         </select>
     </data>
 </workitem-criteria>


レスポンス

発生する可能性のあるエラー

すべてのプロセス履歴を検索する: /API/OR/ProcessInstance/list

すべてのプロセス履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-8): /API/OR/ProcessInstance/listCsv

すべてのプロセス履歴を検索する(CSVファイル取得: UTF-16): /API/OR/ProcessInstance/listCsvUtf16

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
criteria 任意 検索条件をXMLで指定します。
指定しない場合は、権限を保持している全アプリの全プロセスが対象になります。
検索条件XMLは、以下を参照してください。
limit 任意 取得するタスクの最大件数を指定します。 最小値は「0」、最大値は「1000」です。
指定しない場合は、「1」が指定されたものとみなされます。
start 任意 取得するタスクの開始位置を指定します。最小値は「0」、最大値は「2147483647」です。
指定しない場合は、「0」が指定されたものとみなされます。
例: 検索結果の全件が「100」、startに「10」、limitに「50」を指定した場合は、100件のうち11件目から60件を取得します。
検索条件XMLの構造
要素名/属性名(XPath式) 説明
/process-instance-criteria   検索条件XMLのルート要素
process-model-info-id 整数 アプリのID
権限を保持している全アプリを検索対象とする場合は、指定しないでください。
states   対象プロセスの状態を指定します。
指定しない場合は、すべての状態のプロセスが検索対象となります。
states/state 文字列 対象プロセスの状態を、以下から指定します。
複数の状態を検索対象とする場合は、その数だけ要素を並べます。
  • STARTED: 未終了のプロセス
  • ENDED: 正常終了したプロセス
  • FAILED: 異常終了(強制終了)したプロセス
title 文字列 件名
指定した場合は、値が件名の一部に含まれているプロセスを検索します。
title要素を複数指定することにより、AND条件での絞り込み条件を増やすことができます。
start-date-from 文字列 プロセスを開始した日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に開始されたプロセスを検索します(指定日時も含む)。
start-date-to 文字列 プロセスを開始した日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に開始されたプロセスを検索します(指定日時も含む)。
end-date-from 文字列 プロセスが終了した日時(from)
指定した場合は、指定された日時以降に終了したプロセスを検索します(指定日時も含む)。
end-date-to 文字列 プロセスが終了した日時(to)
指定した場合は、指定された日時以前に終了したプロセスを検索します(指定日時も含む)。
init-quser-id 整数 ユーザのIDまたは自分自身(「#me」)
指定した場合は、プロセスの開始ユーザが指定したユーザであるプロセスを検索します。
init-qgroup-id 整数 組織のID
指定した場合は、プロセスの開始組織が指定した組織であるプロセスを検索します。
sort-property 文字列 検索結果をソートする際のキー
指定しない場合は、「processInstanceStartDatetime」が指定されたものとみなされます。
  • processInstanceStartDatetime: プロセスの開始日時でソートします。
  • processInstanceEndDatetime: プロセスの終了日時でソートします。
sort-direction 文字列 ソートの順序
指定しない場合は、「DESC」が指定されたものとみなされます。
  • ASC: 昇順でソートします。
  • DESC: 降順でソートします。
data   データ項目を検索条件や結果取得対象に含めるかどうか
ここで指定されたデータ項目のみ、検索結果に含まれます。
data/*/data-definition-number 整数 データ項目番号
検索対象や結果取得対象にするデータ項目のデータ項目番号を指定します。
「*」部分は、対象のデータ型によって異なります。
data/*/value 文字列 検索に使用する値
「*」部分は、対象のデータ型によって異なります。
data/string   文字型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/string/empty   「値が入力されていない」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/string/not-empty   「値が入力されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/string/contains   「値に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/discussion   掲示板型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/discussion/empty   「値が入力されていない」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/discussion/not-empty   「値が入力されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定は必要ありません。
data/discussion/contains   「値に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal   数値型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/decimal/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal/greater-equals   「以上」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/decimal/less-equals   「以下」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date   日付型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/date/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date/after-equals   「以降」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/date/before-equals   「以前」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime   日時型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/datetime/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime/after-equals   「以降」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/datetime/before-equals   「以前」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/select   選択型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/select/selected   「選択されている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/file   ファイル型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/file/contains   「ファイル名に含まれている」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/quser   ユーザ型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/quser/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/qgroup   組織型のデータ項目を検索や結果取得対象に含める場合
data/qgroup/equals   「等しい」条件で検索する場合
この検索条件を指定した場合は、data/*/value の指定が必要です。
data/table   テーブル型のデータ項目を結果取得対象に含める場合
検索条件には指定できません。
data/*/view   指定したデータ項目において検索条件は指定せず、結果取得対象にする場合
「*」の部分は、対象のデータ型によって異なります。
検索条件XMLの例
以下の検索条件を指定した検索条件XMLの例です。

 <process-instance-criteria>
     <process-model-info-id>33</process-model-info-id>
     <start-date-from>2011-01-01</start-date-from>
     <data>
         <string>
             <data-definition-number>0</data-definition-number>
             <not-empty />
         </string>
         <decimal>
             <data-definition-number>1</data-definition-number>
             <greater-equals />
             <value>100</value>
         </decimal>
         <select>
             <data-definition-number>10</data-definition-number>
             <view />
         </select>
     </data>
 </process-instance-criteria>


レスポンス

発生する可能性のあるエラー

プロセスの詳細情報を取得する: /API/OR/ProcessInstance/view

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
processInstanceId 必須 対象プロセスのID
WorkitemEntryのprocessInstanceId属性の値

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

ファイル型のデータ項目を取得する: /API/OR/ProcessInstance/File/download

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
id (File Id) 必須 対象データ項目のファイルのID
ProcessDataEntryの[value]を指定します。
processDataInstanceId 必須 対象データ項目のID
ProcessDataEntryの[id]を指定します。

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスクにスターを追加する: /API/OR/Workitem/Star/add

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemId 必須 対象タスクのID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスクからスターを削除する: /API/OR/Workitem/Star/remove

GET/POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemId 必須 対象タスクのID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

タスクを強制割当する: /API/PIM/Workitem/reallocate

指定したタスクが「必ず最初のタスクを処理した人に割り当てる」が設定されているスイムレーン上にあり、そのスイムレーン上に複数の処理中の割当タスクが存在する場合は、そのすべてのタスクが強制割当されます。
POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
workitemId 必須 対象タスクのID
quserId 必須 割当先ユーザのID
qgroupId 必須 割当先ユーザの所属組織のID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

プロセスを強制終了する: /API/OR/ProcessInstance/stop

強制終了できるプロセスは、自分が開始して自分しか関わっていないプロセス、またはコントロール権限を持つプロセスとなります。
POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
processInstanceId 必須 対象プロセスのID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー

プロセスを削除する: /API/OR/ProcessInstance/delete

削除できるプロセスは、自分が開始して自分しか関わっていないプロセス、またはコントロール権限を持つプロセスとなります。
POST リクエストパラメータ
パラメータ名 必須 説明
processInstanceId 必須 対象プロセスのID

レスポンス

発生する可能性のあるエラー