[モニタリング] ステップ3: アプリを修正する


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このステップでは、引き受け待ち(オファータスク)放置を解消するためのアプリ修正方法について説明します。

ストーリー

  操作画面 DataSpider BPMの操作
1 画面右上のメニューの[アプリ設定]を押下します。
2

「Q001-企画書レビュー」の[詳細]アイコンを押下して、アプリ設定詳細画面へ移動し、その画面で[編集]ボタンを押下します。
3 プロセスモデラーが起動します。
[データ項目]タブを押下します。
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[項目の追加]リストから、データ項目を2つ追加します。
  • [データ項目名]: 担当者
  • [データタイプ]: ユーザ型
  • [必須]: 必須
同様に、データ項目「テーマ詳細」を次のように設定します。
  • [データ項目名]: テーマ詳細
  • [データタイプ]: 文字型/複数行
  • [必須]: 任意
5 [データ編集許可]ボタンを押下します。
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データ編集許可設定画面は、デフォルトでは[件名]および最初のタスク「企画提案」のみが設定可能な状態になっています。
ここでは、アプリ内のすべてのデータ項目およびすべてのタスクが一度に確認し設定できるように操作します。
  • 画面左の[選択]リストボックスから、[すべて]を選択します。
    画面左のデータ項目一覧にて、[Shift]キーを押しながらすべてのデータ項目をクリックして選択することもできます。
  • 画面右の[選択]リストボックスから、[すべて]を選択します。
    画面右のワークフロー図にて、[Shift]キーを押しながらすべてのデータ項目をクリックして選択することもできます。
7 新しく追加したデータ項目について、次のように設定します。
  • 「担当者」、「テーマ詳細」ともに、タスク「企画提案」で[編集可]、その他のタスクでは[表示のみ]を設定してください。


(説明)
  • 「企画提案」のタスクで、担当者を指定したりテーマ詳細について入力したりすることが可能になります。
8 メニューの[処理担当者]を押下します。
9 スイムレーン「マーケティング部」を、次のように変更します。
  • このスイムレーンのタスクは、データ「担当者」で指定されたユーザに割り当てます。


(説明)
  • タスク「企画提案」で指定したユーザにタスクが割り当てられるようになります。
  • それぞれのユーザに直接割り当てられますので、引き受け待ちのまま誰も引き受けずにタスクが放置されるということがなくなります。
10 - 右上部の[保存]ボタンを押下してアプリを保存します。
[閉じる]ボタンを押下して、編集を終了します。
11 [開発中のバージョンのリリース]ボタンを押下して、新しいアプリを稼働します。

(説明)
  • 変更したアプリを稼働した時点で、古いアプリは停止します。
  • もし実行中のプロセスが残っていた場合には、古いアプリ定義のままで実行は継続されます。

アプリを修正しました!

伊藤さんは、タスクが放置されないようにアプリを修正しました。
ステップ4では、今までに放置されたタスクを終了し、新バージョンのアプリを使用して新たに割り当てます。

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