[モデリング: 詳細編] ステップ5: 分岐の設定


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このステップでは、分岐の設定について説明します。

ストーリー

 佐藤さんは、タスク「承認」で承認された場合はタスク「発行」に、却下された場合はタスク「確認」に進むよう分岐を設定します。

操作手順

  操作画面 DataSpider BPMの操作
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メニューアイコンの[ワークフロー図]を押下して、「承認」タスクをダブルクリックします。
表示されたプロパティ設定ダイアログの[分岐]タブを選択します。
2 分岐タイプは、[最初に合致した条件の遷移先に流す]を選択します。
3 [デフォルトフロー]の[遷移先]を「確認」に指定します。

(説明)
  • ここでは条件を満たさない場合の遷移先を指定します。
    今回の場合は承認せずにタスク「発行」に行くべきではないので、却下された場合のタスク「確認」を遷移先としておきます。
4 遷移先が「発行」となっている行の条件名「条件1」を押下し、名称を以下のように変更します。
  • [条件1]: 承認
5 遷移先が「確認」となっている行の条件名「条件2」を押下して、名称を以下のように変更します。
  • [条件2]: 却下
6 条件「承認」の条件式「無条件に遷移」を押下すると、分岐設定の画面が表示されますので、[詳細な条件を設定する]を選択し、
  • 「承認結果」 「右の値と等しい」 「承認」
を選択します。[閉じる]ボタンまたは右上の[X]を押下して画面を閉じます。

(説明)
  • [+条件を追加]ボタンを押下すると、詳細な条件を2つ以上設定することができます。
  • 2つ以上の条件を設定した場合、複合条件(かつ)として扱われます。
7 条件「承認」の条件式が「承認結果=1(承認)」と表示されます。

分岐を設定しました!

 佐藤さんは、タスク「承認」での入力結果で行き先が変わるよう分岐を設定しました。
これでアプリの編集は完了です。
ステップ6では、アプリを保存し、実行可能な状態にします。

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