[モデリング: 分岐編] ステップ2: 分岐の編集

このステップでは、分岐の編集について説明します。

ストーリー

佐藤さんは、アプリ編集でタスク「A1: チェック」の分岐を編集します。

佐藤さんが考えた分岐は、編集によって新しく「1000万以上」という条件を追加し、金額が1000万以上の場合は、

佐藤さんの承認が必要となる分岐です。
編集前と編集後で、以下の図の様に変更します。

編集後のワークフロー図は以下の様になります。

では、操作手順に従って実際に分岐を編集してみましょう。

	操作画面	DataSpider BPMの操作
1		ワークフロー図の「A1:チェック」タスクをダブルクリックし、プロパティ設定ダイアログを開きます。
2		プロパティ設定ダイアログの[分岐]タブを選択します。
3		条件名「NG」の判定順をドラッグ&ドロップで一番最初にします。
4		ボタンを押して条件を追加します。
5		条件名、条件式、遷移先を以下の様に設定します。 [条件名]: 1000万以上 [条件式]: 選択すると分岐設定画面が開きます。 [詳細な条件を設定する]を選択します。プルダウンから「金額」「右の値以上」を選択し、次に「10000000」と入力します。 [遷移先]: 「OL1:承認」を選択します。
6		設定した条件「1000万以上」をドラッグ&ドロップで判定順序を2番目に設定します。
7		リスト中に表示されている条件「済」をドラッグ&ドロップで判定順序を最後に設定します。
8		条件「済」の条件式を選択し、[詳細な条件を設定する]を[無条件で遷移先に移動する]に変更します。
9		これで分岐の編集は終了です。この編集によって判定順序と分岐設定を修正し、新しく「1000万以上」という条件が増えました。