[モデリング: 高度なレイアウト編] ステップ2: 高度なレイアウトの編集


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このステップでは、高度なレイアウト機能を使用して新しいデザインの稟議画面を作成します。

ストーリー

佐藤さんは、以下の手順でタスク処理画面のデザインを編集していきます。

操作手順

  操作画面 DataSpider BPMの操作
1 アプリ編集画面のデータ項目設定画面にて、[高度なレイアウトを編集]ボタンを押下します。
2 高度なレイアウト画面で、[デフォルトレイアウトを取得]ボタンを押下します。
3 表示されたHTMLを全文コピーしてメモ帳などに残しておきます。

(説明)

表示されたHTMLは、現在のデータ項目に対応したデータ項目番号で表示画面を生成しています。
このデータを参考にデータ項目を当てはめると新しい稟議画面を作成しやすくなります。

Excel2010以降では、対象シートのみを選択範囲としてWebページ(HTMLファイル)を発行します。
      また、ソフトウェアおよびバージョンによりHTMLファイルの出力方法が異なる場合があります。
4 手順3 で入力したレイアウトを削除し、$DSBPM_HOME¥sample¥稟議(物品購入).htmのHTMLソースをコピーします。

(説明)

「$DSBPM_HOME¥sample¥稟議(物品購入).htm」は本チュートリアル用に用意されたHTMLサンプルです。
このHTMLサンプルは、「$DSBPM_HOME¥sample¥稟議(物品購入).xls」にあるExcel文書をWebフォームで出力したものを使用しています。
5 手順3でメモしておいたHTMLソースを参照し、高度なレイアウト画面内のコードに「<div id="data-xx"></div>」を挿入していきます。

(説明)

ここまで手順どおりに作業している場合は、以下のように置き換えることで挿入できます。

項目名 挿入箇所   挿入タグ
申請日(年-月-日) (1)○○○○○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-11"></div>
部署 (2)○○○○○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-12"></div>
氏名 (3)○○○○○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-13"></div>
件名 (4)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-title"></div>
稟議要約 (5)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-0"></div>
稟議 (6)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-1"></div>
明細 手順3-6を参照。  
添付書類 (7)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-3"></div>
承認(部長) (8)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-4"></div>
承認コメント(部長) (9)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-8"></div>
追加詳細 (10)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-5"></div>
チェック (11)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-6"></div>
承認(社長) (12)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-7"></div>
承認コメント(社長) (13)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-9"></div>
確認コメント (14)○○○○○○○○○○○○○ <div id="data-10"></div>
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  • 明細については、テーブルとの置き換えを行います。
  • 左の図のように明細のカラムを「<div id="data-14"></div>」に置き換えます。(明細カラムは1149行目周辺です。)

削除する箇所 明 細
 
置き換えるタグ <div id="data-14"></div>
  • 明細カラムの下部にある詳細部分は削除します。(1154行目から1264行目周辺です。)

(説明)
テーブル型データ項目は、手順2で取得したデフォルトレイアウトの最後のデータとして出力されます。
(手順どおりに作業を行った場合は、「<div id="data-14"></div>」)
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編集したタスク処理画面のプレビューを確認したい場合は、[フォームプレビュー]ボタンを押下します。
レイアウトによっては、プレビュー画面では正常に表示されない場合があります。
8 - 画面右上部の[保存]ボタンを押下し、アプリを保存します。
[保存]ボタンを押下すると

「アプリを保存しました。」

と表示されます。
9 - 次に[閉じる]ボタンを押下し、アプリ編集画面を終了します。

「編集を終了してよろしいですか?」

と表示されますので、[はい]を押下してください。

タスク処理画面のデザイン編集ができました!

ステップ3では、プロセスのリリースを行います。

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