外部アプリケーション起動処理

オペレーション名

外部アプリケーション起動

機能概要

外部アプリケーションを呼び出します。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
起動コマンド 必須 使用可 起動するコマンド(プログラム)を入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。

例:Microsoft Edgeを起動させる場合
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe
  • 起動コマンドはDataSpiderServerがインストールされているマシンで実行されます。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • DataSpiderServerを起動しているユーザが実行できるコマンドを指定できます。
起動引数 省略可 - コマンドに渡す引数を指定します。

以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
 
起動引数/引数 省略可 使用可 コマンドに渡す引数を入力します。

コマンドの記述でファイルパスは、「絶対パス("C:\Progra〜1\Data〜")」または、DataSpiderServerの/binからの「相対パス("..\home\root\〜")」で指定します。

例:C:\test.csvを削除する場合
[起動コマンド]:cmd.exe
[引数]:/C
[引数]:del
[引数]:C:\test.csv
 
実行設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
作業ディレクトリ 省略可 使用可 コマンドの作業ディレクトリを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。

コマンド内で相対パスを使用する場合には、作業ディレクトリからの相対パスになります。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • 省略した場合、「$DATASPIDER_HOME/server」が設定されます。
外部アプリケーションが終了するまで待つ 省略可 使用不可 指定したコマンドが終了するまで処理を待機させるかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    指定したコマンドが終了するまで処理を待機します。
  • [チェックなし]:
    指定したコマンドが終了するまで処理を待機しません。
 
戻り値が0ではない場合にはエラーとする 省略可 使用不可 指定したコマンドの戻り値が0でない場合にはエラーとするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    指定したコマンドの戻り値が0でない場合にはエラーとします。
  • [チェックなし]:
    指定したコマンドの戻り値が0でない場合にもエラーとしません。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れた場合、有効になります。
標準出力・標準エラー出力を取得する 省略可 使用不可 指定したコマンドが出力する標準出力・標準エラー出力をコンポーネント変数に格納し、取得できるようにするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    指定したコマンドが出力する標準出力・標準エラー出力をコンポーネント変数に格納します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    指定したコマンドが出力する標準出力・標準エラー出力をコンポーネント変数に格納しません。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れた場合、有効になります。
タイムアウト 省略可 使用可 指定したコマンドが完了するまで待機する時間をミリ秒で入力します。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • 省略した場合、「0」が設定されます。
  • 「0」を設定した場合、タイムアウトしません。
  • 指定したミリ秒以内に完了しない場合、起動したプロセスを中断させます。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
exitValue コマンドの戻り値が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れない場合には必ず「-1」が格納されます。
  • コマンドの起動に失敗した場合には「-1」が格納されます。
stdout コマンドの標準出力が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ][標準出力・標準エラー出力を取得する]にチェックを入れない場合には必ず空文字が格納されます。
  • コマンドの起動に失敗した場合には空文字が格納されます。
stderr コマンドの標準エラー出力が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ][標準出力・標準エラー出力を取得する]にチェックを入れない場合には必ず空文字が格納されます。
  • コマンドの起動に失敗した場合には空文字が格納されます。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException [起動コマンド]が指定されていません。 [起動コマンド]を指定してください。
LaunchException コマンドの戻り値が0ではありません。 起動したコマンドの内容を確認してください。
LaunchTimeoutException [タイムアウト]以内にコマンドの実行が完了しませんでした。 [タイムアウト]を確認してください。
java.io.IOException コマンドの起動に失敗しました。 [起動コマンド]を確認してください。

注意事項