マウント設定

マウント設定とは

マウント設定とは、DataSpiderファイルシステムとほかのファイルシステムとのマウントの設定を行うツールです。
DataSpiderファイルシステムやマウントについては、「DataSpiderファイルシステム」を参照してください。

マウント設定の機能

マウントの設定では、以下の機能を提供しています。
機能の説明
機能名 説明 備考
マウントポイントの一覧表示 マウントポイントの一覧を表示します。マウント設定の起動時に表示されます。
  • ソートの順序は、Unicode順となります。
マウントポイントの新規作成 マウントポイントの新規作成を行います。  
マウントポイントの変更 マウントポイントの変更を行います。  
マウントポイントの解除 マウントポイントの解除を行います。  
マウントポイントのプロパティ マウントポイントの保存場所やサイズなどの基本情報、および所有者やアクセス権限などのセキュリティに関する情報を参照または編集します。  

マウントポイントの一覧表示

項目の説明
項目名 説明 備考
マウントポイント マウント先のDataSpiderファイルシステムのディレクトリです。  
種類 マウントの種類です。
マウント元のファイルシステムの種類に対応しています。
  • ローカルファイルシステム
  • 拡張ローカルファイルシステム
  • データベースファイルシステム
マウント元 DataSpiderファイルシステムから参照されるサーバOSローカルファイルシステムです。  

マウントポイントの新規作成

プロパティアクション
項目名 説明 備考
新しいマウントポイントの作成 新規にマウントポイントを作成します。  
項目の説明
項目名 説明 備考
マウント元 DataSpiderで参照したいサーバOSローカルファイルシステム上のディレクトリパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。
  • サーバOSローカルファイルシステムについては、「OSローカルファイルシステム」を参照してください。
  • マウントの種類で[データベースファイルシステム]を選択した場合は、[マウント元]の設定は行いません。
マウント先 DataSpiderファイルシステムのディレクトリパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。
  • マウント先とは、サーバOSローカルファイルシステムにアクセスする際に使用する論理名です。
  • システムマウントをマウント先に指定することはできません。
マウントの種類 マウントの種類を選択します。
  • [ローカルファイルシステム]:(デフォルト)
  • [拡張ローカルファイルシステム]
  • [データベースファイルシステム]
  • リポジトリDB無しの場合は、[ローカルファイルシステム]のみ設定できます。
  • リポジトリDB有りの場合は、すべてのマウントの種類を設定できます。
  • マウントの種類については、「DataSpiderファイルシステムの種類」を参照してください。

マウントポイントの変更

マウントポイントの変更は、メニューの[ファイル]-[マウントポイントの変更]から行います。
項目の説明
項目名 説明 備考
新しいマウント先 DataSpiderファイルシステムのディレクトリパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。
 

マウントポイントの解除

マウントポイントの解除は、メニューの[ファイル]-[マウントの解除]から行います。

マウントの種類で[拡張ローカルファイルシステム]または[データベースファイルシステム]を選択していた場合は、リポジトリDB内に生成された関連テーブルの削除を行います。
削除したくない場合は、[マウントポイントの変更]を行ってください。

マウントポイントのプロパティ

マウントポイントの各種情報の参照または編集は、メニューの[ファイル]-[プロパティ]から行います。
項目の説明
項目名 説明 備考
場所 マウント先のDataSpiderファイルシステムのディレクトリです。  
サイズ 表示されません。  
作成日時 表示されません。  
更新日時 表示されません。  
所有者 ディレクトリの所有者(オーナー)です。  
グループ ディレクトリの所有者(オーナー)が所属するグループです。  
アクセス権限 ディレクトリのアクセス権限です。
  • [読み取り]
    参照することができる権限です。
  • [書き込み]
    ディレクトリ内のファイルを新規作成、名前の変更および削除することができる権限です。
  • [実行]
    アクセスすることができる権限です。
  • デフォルトでは、ディレクトリのアクセス権限は「rwxr-xr-x」(所有者およびrootユーザはフル権限、そのほかのユーザは読み取りと実行を許可されている状態)が適用されます。

仕様制限