XMLファイル書き込み処理

オペレーション名

XMLファイル書き込み

機能概要

入力データをXMLファイルに書き込みます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
ファイル 必須 使用可 XML形式のファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
プレビュー プレビューアを起動して、[ファイル]で指定したファイルの内容を表示します。
  • 指定したファイルが存在しない場合、または[ファイル]に変数が設定されている場合は無効になります。
  • [エンコード]で指定したエンコードで表示されます。
  • ファイル内容の編集はできません。
  • プレビューアで表示できるファイルのサイズは最大1MBです。ファイルサイズが1MBを超える場合、ファイルの先頭から1MB分が表示されます。
書き込み設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
エンコード 必須 使用可 書き込むファイルのエンコードを選択または入力します。

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。
  • デフォルト値は「UTF-8」です。
上書き 省略可 使用不可 指定したファイルが存在する場合、上書きを許可するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    許可します。
  • [チェックなし]:
    許可しません。すでにファイルが存在した場合はエラーとなります。
 
インデント 省略可 使用不可 インデントを行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    インデントを行います。
  • [チェックなし]:
    インデントを行いません。
 
出力タイプ
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
タイプ 必須 使用不可 出力するファイル形式を選択します。
  • [XML]:(デフォルト)
  • [HTML]:
  • [XHTML]:
 
DTDを指定 省略可 使用不可 DTDを指定するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    DTDを指定します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    DTDを指定しません。
  • [タイプ][XHTML]を選択した場合には、チェックを入れた状態になり編集できません。
公開識別子 省略可 使用可 公開識別子を入力します。
  • [タイプ][XML]を選択、[DTDを指定]にチェックを入れた場合、有効になります。
システム識別子 必須 使用可 システム識別子を入力します。
  • [タイプ][XML]を選択、[DTDを指定]にチェックを入れた場合、有効になります。
DTDを上書きする 省略可 使用不可 DTDを上書きするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    DTDを上書きします。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    DTDを上書きしません。
  • [タイプ][XML]を選択、[DTDを指定]にチェックを入れた場合、有効になります。
DTD 省略可 使用不可 DTDを選択します。
  • [タイプ][HTML]を選択した場合
    • [HTML 4.0.1 Strict DTD]:
    • [HTML 4.0.1 Transitional DTD]:
    • [HTML 4.0.1 Frameset DTD]:
  • [タイプ][XHTML]を選択した場合
    • [XHTML 1.0 Strict DTD]:
    • [XHTML 1.0 Transitional DTD]:
    • [XHTML 1.0 Frameset DTD]:
  • [タイプ][HTML]または[XHTML]を選択、[DTDを指定]にチェックを入れた場合、有効になります。
トランザクション
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
トランザクション処理を行う 必須 使用不可 トランザクション処理を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    トランザクション処理を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    トランザクション処理を行いません。
詳細については、「ファイル系アダプタのトランザクション」を参照してください。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

書き込みを行うデータによって異なります。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
書き込みを行うデータのスキーマを指定してください。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションをサポートしています。

[トランザクション][トランザクション処理を行う]にチェックを入れた場合のみトランザクションは有効になります。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
FileIsDirectoryException [ファイル]に入力されたパスがディレクトリです。 [ファイル]にはファイルパスを入力してください。
FileAlreadyExistedException [ファイル]に指定されたファイルがすでに存在します。 [ファイル]のファイル名を変更する、または[書き込み設定][上書き]にチェックを入れてください。
FileIsLockedException [ファイル]に指定されたファイルがロックされています。 エクスプローラやCLIからロックの解除を行ってください。
java.io.FileNotFoundException
別のプロセスが使用中です。
[ファイル]に指定されたファイルが別のプロセスによって使用されています。 別のプロセスで使用されていないかを確認してください。
java.io.UnsupportedEncodingException [エンコード]にサポートされていないエンコードが指定されています。 Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定してください。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。