画像変換処理

オペレーション名

画像変換

機能概要

DataSpiderファイルシステム上にあるPDFファイルを、画像ファイルに変換します。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
PDFファイルパス 必須 使用可 変換対象のPDFファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
出力先ディレクトリ 必須 使用可 変換した画像ファイルを出力するディレクトリパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。
  • ディレクトリパスはDataSpiderファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • パス区切り文字「/」以外の DataSpiderファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
  • 画像ファイルは「<PDFファイル名>_<ページ番号>」というファイル名で出力されます。
  • 出力先ディレクトリに同名のファイルが存在する場合、内容が上書きされます。
ページ設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
ページ範囲 省略可 使用可 変換するPDFファイルのページ範囲を、構文を用いて入力します。
詳細については、「ページ範囲の構文」を参照してください。
  • 未入力の場合はすべてのページが変換対象になります。
変換設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
変換形式 必須 - 変換するファイル形式を選択します。
  • [JPEG]:(デフォルト)
    JPEG形式に変換します。
  • [PNG]:
    PNG形式に変換します。
  • [GIF]:
    GIF形式に変換します。
  • [BMP]:
    BMP形式に変換します。
 
圧縮率 必須 - 変換後の画像の圧縮率を選択します。
  • [圧縮なし]:(デフォルト)
    圧縮しません。
  • [低]:
    変換した画像サイズを低圧縮します。
  • [中]:
    変換した画像サイズを中圧縮します。
  • [高]:
    変換した画像サイズを高圧縮します。
  • [変換形式][jpg]を選択した場合のみ有効になります。
  • 圧縮率が高いほど画像ファイルサイズが小さくなりますが、画像は粗くなります。
解像度 必須 - 変換後の画像の解像度を選択します。
  • [100dpi]:
    100dpiの画像に変換します。
  • [200dpi]:(デフォルト)
    200dpiの画像に変換します。
  • [300dpi]:
    300dpiの画像に変換します。
  • 解像度が高いほど画像が鮮明になりますが、画像ファイルサイズは大きくなります。
カラータイプ 必須 - 変換後の画像のカラータイプを選択します。
  • [オリジナル]:(デフォルト)
    オリジナルカラーで出力します。
  • [グレースケール]:
    グレースケールで出力します。
  • [モノクロ]:
    モノクロで出力します。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

ページ範囲の構文

ページ範囲で使用可能な構文は以下の通りです。
構文 入力例 説明
単一 1 ページ番号のみを入力した場合、そのページのみ変換します。
以降 6- ページ番号の後にハイフンを入力した場合、ページ番号以降すべてのページを変換します。
以前 -3 ページ番号の前にハイフンを入力した場合、ページ番号以前すべてのページを変換します。
範囲 2-5 ハイフンでつないだページ番号を入力した場合、範囲指定となり、範囲内のページを変換します。

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 変換したファイル数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が入力されていません。
[<プロパティ名>]が入力されていません。 [<プロパティ名>]を入力してください。
InvalidPropertyConfigurationException
有効なページ範囲を指定してください。
[ページ範囲]の構文が不正です。 [ページ範囲]の構文に誤りがないか確認してください。
java.io.FileNotFoundException [<プロパティ名>]に指定されたファイルが存在しません。 [<プロパティ名>]を確認してください。
PathIsNotAbsoluteException [<プロパティ名>]で指定したパスが絶対パスではありません。 [<プロパティ名>]に絶対パスを指定してください。
FileIsDirectoryException [PDFファイルパス]に入力されたパスがディレクトリです。 [PDFファイルパス]にはファイルパスを入力してください。
FileIsNotDirectoryException [出力先ディレクトリ]に入力されたパスがファイルです。 [出力先ディレクトリ]にはディレクトリパスを入力してください。