Excel読み取りウィザード

Excel読み取りウィザードとは

Excel読み取りウィザードとは、Microsoft Office Excel(以下、Excelアプリケーション)上でのドラッグ操作で簡単にシートから読み取り処理の読み取り範囲の指定を行うことができる機能です。

Excel読み取りウィザード設定画面のプロパティ

項目名 説明 備考
シート名 選択中のシート名です。
「Excel読み取りウィザード」設定画面のシート名を変更すると、Excelアプリケーションで表示されているシートが変更されます。
 
読み取り開始セルアドレス 読み取り範囲の選択で選択した読み取り開始セルアドレスが表示されます。
  • 直接入力はできません。
列一覧 読み取り範囲の選択で選択した列名と型が表示されます。
列名の取得後、選択した列名が表示されます。
  • 各項目については、「シートから読み取り処理」のページを参照してください。
列名の取得 「列名の取得」ダイアログが表示されます。
  • 初期表示時には無効になっています。
  • 読み取り範囲の選択後、有効になります。
読み取り終了条件 読み取り範囲の選択で選択した範囲の次の行が読み取り終了条件として設定されます。
  • 各項目については、「シートから読み取り処理」のページを参照してください。
追加 読み取り終了条件の追加」ダイアログが表示されます。
  • 初期表示時には無効になっています。
  • 読み取り範囲の選択後、有効になります。
削除 選択中の読み取り終了条件を削除します。
  • 初期表示時には無効になっています。
  • 読み取り範囲の選択後、有効になります。
  • すべての読み取り終了条件を削除した場合、無効になります。
選択 「読み取り範囲の選択」ダイアログが表示されます。  
取消し 「Excel読み取りウィザード」設定画面を閉じます。
  • [取消し]ボタンを押下した場合、Excelアプリケーションは閉じられません。
完了 「Excel読み取りウィザード」設定画面とExcelアプリケーションを閉じ、シートから読み取り処理のプロパティにウィザードの設定項目を反映させます。
  • 初期表示時には無効になっています。
  • 読み取り範囲の選択後、有効になります。

Excel読み取りウィザードの操作方法

Excel読み取りウィザードの起動

  1. シートから読み取り処理のプロパティから[Excelウィザードの起動]を押下します。

  2. デザイナに「Excelウィザードの起動」ダイアログが表示されます。

  3. [ファイル]に選択したExcelファイルが読み取り専用で表示され、「Excel読み取りウィザード」設定画面が起動します。

読み取り範囲の選択

  1. [選択]ボタンを押下します。

  2. 「Excel読み取りウィザード」設定画面が閉じ、「読み取り範囲の選択」ダイアログが表示されます。

  3. セル上で読み取り範囲をドラッグして選択し、[OK]ボタンを押下します。


  4. 「読み取り範囲の選択」ダイアログが閉じ、「Excel読み取りウィザード」設定画面が表示されます。
    選択した読み取り範囲を反映させるために、以下の設定が行われます。

    項目名 設定値
    読み取り開始セルアドレス 選択した読み取り範囲の開始セル
    列一覧/列名 選択した読み取り範囲の最初の行の値
    列一覧/型 選択した読み取り範囲の最初の行のセルの型
    読み取り終了条件/列名 選択した読み取り範囲の最初の列の列名
    読み取り終了条件/行番号 選択した読み取り範囲の次の行番号
    読み取り終了条件/条件値 [(指定しない)]
    読み取り終了条件/論理演算子 [AND]


  5. [完了]ボタンを押下すると、設定項目がシートから読み取り処理のプロパティに反映されます。

列名の取得

列名を一括で変更する場合、以下の操作を行います。
  1. [列名の取得]ボタンを押下します。

  2. 「Excel読み取りウィザード」設定画面が閉じ、「列名の取得」ダイアログが表示されます。

  3. セル上で列名に使用する列をドラッグして選択し、[OK]ボタンを押下します。
    「読み取り範囲の選択」ダイアログで選択した範囲と同じ列数のセル一行分を列名に指定できます。


  4. 「列名の取得」ダイアログが閉じ、「Excel読み取りウィザード」設定画面が表示されます。
    [列一覧][列名]に選択した列名が設定されます。


  5. [完了]ボタンを押下すると、設定項目がシートから読み取り処理のプロパティに反映されます。

読み取り列の編集

「Excel読み取りウィザード」設定画面で個別に列名と型の設定を変更する場合、以下の操作を行います。
  1. [列一覧]の編集したい項目にフォーカスを合わせて、ダブルクリックします。

  2. 「読み取り列の編集」ダイアログが表示されます。


  3. [OK]ボタンを押下すると、画面が閉じ「Excel読み取りウィザード」設定画面の[列一覧]に編集結果が反映されます。

読み取り終了条件の追加

「Excel読み取りウィザード」設定画面で読み取り終了条件を追加する場合、以下の操作を行います。
  1. [追加]ボタンを押下します。

  2. 「読み取り終了条件の追加」ダイアログが表示されます。


  3. [OK]ボタンを押下すると、画面が閉じ「Excel読み取りウィザード」設定画面の[読み取り終了条件]に終了条件が追加されます。

読み取り終了条件の編集

「Excel読み取りウィザード」設定画面で設定されている読み取り終了条件を変更する場合、以下の操作を行います。
  1. [読み取り終了条件]の編集したい項目にフォーカスを合わせて、ダブルクリックします。

  2. 「読み取り終了条件の編集」ダイアログが表示されます。


  3. [OK]ボタンを押下すると、画面が閉じ「Excel読み取りウィザード」設定画面の[読み取り終了条件]に編集結果が反映されます。

読み取り終了条件の削除

「Excel読み取りウィザード」設定画面で設定されている読み取り終了条件を削除する場合、以下の操作を行います。
  1. [読み取り終了条件]の削除したい項目にフォーカスを合わせて、[削除]ボタンを押下します。

  2. 「Excel読み取りウィザード」設定画面の[読み取り終了条件]から選択していた条件が削除されます。
    [削除]ボタン押下後、削除を行うかどうかの確認は行われません。

Excel読み取りウィザードの終了

ウィザードの設定を完了する場合

  1. [完了]ボタンを押下します。

  2. Excel読み取りウィザードとデザイナの「Excelウィザードの起動」ダイアログが閉じられ、シートから読み取り処理のプロパティにウィザードの設定項目が反映されます。

ウィザードの設定を取り消す場合

  1. [取消し]ボタンを押下するとExcel読み取りウィザードが閉じます。

  2. Excelアプリケーションを閉じると「Excelウィザードの起動」ダイアログが閉じます。
デザイナの「Excelウィザードの起動」ダイアログの[×]ボタンを押下した場合、「Excelウィザードの終了」ダイアログが表示されます。
「Excelウィザードの終了」ダイアログの[OK]ボタンまたは[×]ボタンを押下すると、ダイアログとExcelウィザードが閉じます。

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