並び替え(選択リスト値)処理

オペレーション名

並び替え(選択リスト値)

機能概要

入力データを元に選択リスト値の並び替え処理を行います。
並び替える順番は、入力データに渡す選択リストの値の順番で指定します。
入力データの件数に関わらず全件を1コールで送信します。
◆グローバルリソースリソースのAPIバージョンにより使用するコールまたは処理の動作が違います。 本オペレーションが使用するAPI仕様については、グローバルリソースで選択したAPIバージョンのAPIドキュメントを以下のリンク先ページより参照してください。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
テーブル名 必須 使用不可 Salesforceのテーブル名を選択します。  
選択リスト項目名 必須 使用不可 選択リスト項目名を選択します。
  • API 29.0以前のグローバルリソースを選択している場合、API 34.0で取得可能な項目が表示されます。
オプション設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
処理完了を待ち結果を取得する 省略可 使用不可 グローバルリソースがAPI 29.0以前を選択時の処理はリクエスト後にサーバ側で非同期に実行されます。
サーバ側の処理が完了するまで状況を監視し、処理の完了結果を取得するかを設定します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    処理完了を待ち結果を取得します。
  • [チェックなし]:
    処理完了を待たずリクエスト直後の結果を取得します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
監視開始までの待機時間(秒) 省略可 使用可 監視を開始するまでの待機時間を設定します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
  • [処理完了を待ち結果を取得する][チェックあり]にした場合、有効かつ必須入力となります。
  • デフォルト値は「3」です。
監視間隔(秒) 省略可 使用可 監視の間隔時間を設定します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
  • [処理完了を待ち結果を取得する][チェックあり]にした場合、有効かつ必須入力となります。
  • デフォルト値は「10」です。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
テーブル情報の表示 操作を行っているオブジェクトのテーブル構造を確認できます。
テーブル構造の参照方法については、「テーブル情報の表示」を参照してください。
  • 他のオブジェクトのテーブル構造を確認したい場合、[全テーブル情報の読み込み]をクリックしてください。
全テーブル情報の読み込み 取得可能なすべてのテーブル構造を取得します。
実行後に、[テーブル情報の表示]から取得した内容を確認することができます。
  • API 29.0以前のグローバルリソースを選択している場合、API 34.0で取得可能なテーブル構造が表示されます。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<table>
  <row>
    <column>fullName</column>
  </row>
  <row>
  :
  </row>
</table>

要素 列名 説明 備考
row
-
並び替えを行う選択リスト値の件数分繰り返します。  
column fullName 選択リスト値のAPI参照名を渡します。
  • 省略することはできません。
  • 渡した値のみが先頭から順に並び替えられ、渡されなかった値はその後に並びます。
  • 重複した値を渡した場合エラーとなります。

出力スキーマ

選択リスト値並び替えの処理はまとめて行われるため、入力データ単位の結果はありません。
結果情報はコンポーネント変数より取得できます。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
read_count 渡されたデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
result_async_done 処理結果(AsyncResult)の完了フラグ(true,false)が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
result_async_id 処理結果(AsyncResult)のIDが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
result_async_message 処理結果(AsyncResult)のメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
result_async_state 処理結果(AsyncResult)の状況が格納されます。
  • [Queued]:処理はまだ始まっていません。
  • [InProgress]:現在処理されています。
  • [Completed]:処理は完了しています。
  • [Error]:処理に失敗しました。
  • デフォルト値はnullです。
  • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
result_async_statusCode 処理結果(AsyncResult)のステータスコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
server_url ログイン後のエンドポイントURLが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • API 29.0以前かつ、[ログイン先][その他(直接指定)]以外のグローバルリソースを選択している場合、API 34.0のエンドポイントURLが格納されます。
session_id セッションIDが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
operation_api_exception_code APIエラー発生時、発生したエラーのExceptionCodeが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • APIエラー以外のエラー発生時は、値が格納されません。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。

テーブル情報の表示

Salesforceのテーブルに対する操作可能な処理、およびテーブルのフィールド属性を確認することができます。
また、フィールド情報については、印刷することも可能です。



画像内の番号 名称 説明 備考
(1) テーブル名 テーブル構造の表示を行うテーブルを選択します。  
(2) テーブル情報 選択したテーブルに対する、操作可能なオペレーションを表示します。  
(3) 桁数 項目の桁数を表示します。  
(4) 外部ID 対象項目が外部IDとして設定されているか否かを表します。  
(5) 追加可能 データ追加時に値を設定することが可能か否かを表します。  
(6) 更新可能 データ更新時に値を設定することが可能か否かを表します。  
(7) Null許可 データ追加、更新時にNullが許容されるか否かを表します。  
(8) 初期値有無 データ追加時にSalesforceが初期値を自動設定するか否かを表します。  
(9) 参照先 参照関係または主従関係の項目の場合、参照先のオブジェクト名を表示します。  

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
java.net.UnknownHostException グローバルリソースで指定したPROXYサーバが見つからない例外です。 PROXYサーバの状態を確認して下さい。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Proxyホスト]を確認してください。
java.net.SocketTimeoutException
connect timed out
Salesforceに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Connectionタイムアウト(秒)]を確認してください。
java.net.SocketTimeoutException
Read timed out
Salesforceに接続後、サーバからの応答までにタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト(秒)]を確認してください。
jp.co.headsol.salesforce.adapter.exception.SalesforceAdapterIllegalArgumentException Salesforceアダプタのプロパティの設定値が不正です。 エラーメッセージを確認し、設定内容をご確認ください。
com.sforce.soap.partner.fault.LoginFault Salesforceへのログインに失敗しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。
com.sforce.soap.partner.fault.UnexpectedErrorFault Salesforceへの処理実行中に、予期しない例外が発生しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。