コンテンツ属性情報取得処理

オペレーション名

コンテンツ属性情報取得

機能概要

入力データで指定したBoxのコンテンツIDからコンテンツ(ファイルまたはフォルダ)の属性情報を取得します。
本コンポーネントが使用するAPI仕様については、以下のBox APIリファレンスを参照してください。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<requests>
  <request login="" box_content_id="" box_content_type=""/>
    :
</requests>
要素名 属性名 説明 必須/省略可 備考
requests -      
request - 取得するコンテンツ情報の件数分だけ繰り返します。    
login ユーザがログインに使用するメールアドレスを入力します 必須  
box_content_id 属性情報を取得したいコンテンツのIDを入力します 必須 コンテンツIDとはブラウザからBoxのコンテンツを開いた際のURL
「https://*.app.box.com/file/<ID>」もしくは「https://*.app.box.com/folder/<ID>」の<ID>に該当します。
box_content_type 属性情報を取得したいコンテンツ種別(ファイルまたはフォルダ)を入力します。
  • 「file」:ファイル
  • 「folder」:フォルダ
必須  

出力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<responses>
  <response result="" status_code="" error_code="" message="" request_id="">
    <request login="" box_content_id="" box_content_type=""/>
    <content box_content_path="" content_created_at="" content_modified_at="" created_at="" modified_at="" name="" version_number="">
      <shared_link access="" download_url="" is_password_enabled="" unshared_at="" url="">
        <permissions can_download=""/>
      </shared_link>
    </content>
  </response>
    :
</responses>
要素名 属性名 説明 備考
responses -    
response - 処理した入力の件数分だけ繰り返します。  
result リクエスト実行結果が正常である場合は「succeeded」、入力が不正な場合は「skipped」、リクエスト実行結果がエラーである場合は「failed」を出力します。  
status_code resultが「failed」の場合、BoxからのHTTPステータスコードを出力します。  
error_code resultが「failed」の場合、エラー内容を特定するためのエラーコードを出力します。  
message resultが「failed」もしくは「skipped」の場合、エラーメッセージを出力します。  
request_id resultが「failed」の場合、Boxに対するリクエストを一意に識別するIDを出力します。  
request - 処理した入力を表します。  
login 処理した入力のloginを出力します。  
box_content_id 処理した入力のbox_content_idを出力します。  
box_content_type 処理した入力のbox_content_typeを出力します。  
content - コンテンツの属性情報を表します。
  • resultが「succeeded」以外の場合はこの要素が紐づく要素と属性の値に空文字を出力します。
box_content_path Boxのパスを出力します。  
content_created_at コンテンツが最初に作成された日時を出力します。
  • 出力される日時はコンテンツがBoxにアップロードされた時間よりも前になる場合があります。
content_modified_at コンテンツが最後に更新された日時を出力します。
  • 出力される日時はコンテンツがBoxにアップロードされた時間よりも前になる場合があります。
created_at 指定されたコンテンツがBox上で作成された日時を出力します。  
modified_at 指定されたコンテンツがBox上で最後に更新された日時を出力します。  
name コンテンツの名前を出力します。  
version_number ファイルのバージョン番号を出力します。
  • フォルダの場合は常に空文字を出力します。
shared_link - 共有リンクを表します。
  • resultが「succeeded」以外の場合はこの要素が紐づく要素と属性の値に空文字を出力します。
access 共有リンクのアクセスレベルを出力します。
  • 「open」:共有リンクを知っているすべてのユーザーが項目にアクセスできます。
  • 「company」:リンクを作成したアカウントのドメインと一致するメールアドレスのユーザーのみがアクセスできます。
  • 「collaborators」:招待されたユーザーのみがコンテンツにアクセスできます。
 
download_url Box上のファイルをダウンロードするためのURLを出力します。
  • フォルダの場合は常に空文字を出力します。
is_password_enabled 共有リンクでアクセスする際にパスワードが必要かどうかを出力します。
  • 「true」:パスワードが必要です。
  • 「false」:パスワードは必要ありません。
 
unshared_at 共有リンクが共有解除される日時を出力します。  
url 共有リンクのURLを出力します。  
permissions can_download 共有リンクを通じてのダウンロードが許可されるかどうかを出力します。
  • 「true」:ダウンロードが許可されています。
  • 「false」:ダウンロードは許可されていません。
 

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
succeeded_count 処理に成功した入力の件数が格納されます。
  • デフォルト値は0です。
failed_count 処理に失敗した入力の件数が格納されます。
  • デフォルト値は0です。
skipped_count 処理をスキップした入力の件数が格納されます。
  • デフォルト値は0です。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。