クラスター作成処理

オペレーション名

クラスター作成

機能概要

Azure HDInsightのクラスターを作成します。

本オペレーションではAzure Active Directoryを認証に使用します。Azure Active Directoryの構成については以下のページを参照してください。 本オペレーションではAzure Resource Manager REST APIを使用します。API仕様については以下のページを参照してください。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
グローバルリソースの設定方法については、以下を参照してください。
サブスクリプションID 必須 使用不可 サブスクリプションIDを選択します。  
リソースグループ名 必須 使用不可 リソースグループ名を選択します。  
クラスター名 必須 使用可 クラスター名を入力します。  
作成完了を待機 省略可 使用不可 クラスター作成が完了するまで処理を待機するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    クラスター作成が完了するまで処理を待機します。
  • [チェックなし]:
    クラスター作成の要求を送信すると待機せず後続の処理に進みます。
 
プロパティアクション
項目名 説明 備考
サブスクリプションIDの更新 指定した[接続先]からサブスクリプションIDを取得して、[サブスクリプションID]に設定します。
  • [接続先]が選択されている場合、有効になります。
リソースグループ名の更新 指定した[サブスクリプションID]からリソースグループ名を取得して、[リソースグループ名]に設定します。
  • [接続先][サブスクリプションID]が選択されている場合、有効になります。
ストレージ設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先BLOBストレージ 必須 使用不可 BLOBストレージのグローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
グローバルリソースの設定方法については、以下を参照してください。
コンテナ名 必須 使用可 コンテナ名を選択または入力します。  
プロパティアクション
項目名 説明 備考
コンテナ名の更新 指定した[接続先BLOBストレージ]からコンテナ名を取得して、[コンテナ名]に設定します。
  • [接続先BLOBストレージ]が選択されている場合、有効になります。
クラスター設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
ワーカーノードの数 必須 使用可 ワーカーノードの数を入力します。  
ワーカーノードの料金レベル 必須 使用不可 ワーカーノードの料金レベルを選択します。  
ヘッドノードの料金レベル 必須 使用不可 ヘッドノードの料金レベルを選択します。  
クラスターユーザー名 必須 使用可 クラスターユーザー名を入力します。  
クラスターパスワード 必須 使用可 クラスターパスワードを入力します。
  • パスワードの制約は、Azureポータルにて確認してください。
SSHユーザー名 必須 使用可 SSHユーザー名を入力します。  
SSHパスワード 必須 使用可 SSHパスワードを入力します。
  • パスワードの制約は、Azureポータルにて確認してください。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]または[接続先BLOBストレージ]が指定されていません。 [接続先]または[接続先BLOBストレージ]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]または[接続先BLOBストレージ]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]または[接続先BLOBストレージ]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
AzureManagementRestException
status=<HTTPステータス>, code=SubscriptionNotFound, message=<エラーメッセージ>
サブスクリプションが存在しません。 [サブスクリプションID]を確認してください。
AzureManagementRestException
status=<HTTPステータス>, code=AuthorizationFailed, message=<エラーメッセージ>
リソースグループが存在しないか、[接続先]のユーザーではアクセスできません。
  • [リソースグループ名]を確認してください。
  • [接続先]のユーザー権限がリソースグループにあるか確認してください。
AzureManagementRestException クラスター作成に失敗しました。
  • エラーメッセージの内容を確認してください。
  • Azureポータルにてエラーの内容を確認してください。
AzureHdinsightException
cluster=<クラスター名>, status=<HTTPステータス>, detail=The cluster already exists
同名のクラスターが存在するため作成できませんでした。 [クラスター名]を確認してください。
AzureHdinsightException
cluster=<クラスター名>, provisioningState=<クラスター状態>
クラスターの状態が不正です。 Azureポータルにてエラーの内容を確認してください。

注意事項