アイテム読み取り処理

オペレーション名

アイテム読み取り

機能概要

Amazon SimpleDB からドメインに含まれるアイテムのデータを読み取ります。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
ドメイン名 必須 使用可 ドメインを指定します。  
属性一覧 省略可 - 読み取り対象となるアイテムの属性名を設定します。

各属性は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    属性を追加します。
  • [上へ]:
    選択している属性の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している属性の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    属性を削除します。
  • アイテムに存在しない属性名を設定した場合、読み取り時の値はnullになります。
属性一覧/属性名 必須 使用可 属性名を入力します。

[アイテムを指定して属性一覧を設定]プロパティアクションで指定したアイテムの属性を属性名として設定できます。
 
プロパティアクション
項目名 説明 備考
アイテムを指定して属性一覧を設定 アイテムの選択ダイアログを起動して[アイテム]で指定した属性名の一覧を表示し、属性名を[属性一覧]にセットします。
  • [アイテム]の一覧に表示される件数は最大で500件になります。
  • 対象のアイテム名が[アイテム]の一覧にない場合、直接入力することで属性名の一覧を表示することが可能です。
  • [接続先]が選択されている場合、有効になります。
オプション設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
ConsistentReadを行う 省略可 - ConsistentReadを行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    ConsistentReadを行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    ConsistentReadを行いません。
  • ConsistentReadを行わない場合、読み込み前にAmazon SimpleDBに書き込まれたデータが結果に反映されていない可能性があります。
  • ConsistentReadを行う場合、読み込み前に書き込まれたデータが反映された結果を返しますが、ConsistentReadを行わない場合と比較して処理時間がかかる可能性があります。
データ処理方式
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<?xml version="1.0" ?>
<table>
  <row>
    <column>アイテム名</column>
    <column>属性値</column>
    :
  </row>
  <row>
    :
  </row>
</table>

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

PSPでの使用について

PSPで使用できます。
PSPについては、「パラレルストリーミング処理」を参照してください。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 読み取ったアイテムの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • PSPでは値が格納されません。
error_code エラー(AmazonSimpleDBException)発生時、発生したエラーに対応する Amazon Web Servicesのエラーコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • PSPでは値が格納されません。
status_code エラー(AmazonSimpleDBException)発生時、通信時のHTTPステータスコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • PSPでは値が格納されません。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
com.amazonaws.services.simpledb.model.NoSuchDomainException
The specified domain does not exist.
[ドメイン名]で指定したドメインが存在しません。 [ドメイン名]で指定したドメイン名を確認してください。
com.amazonaws.services.simpledb.model.AmazonSimpleDBException
The AWS Access Key Id you provided does not exist in our records.
[接続先]で指定したグローバルリソースの[アクセスキーID]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。
com.amazonaws.services.simpledb.model.AmazonSimpleDBException
The request signature we calculated does not match the signature you provided. Check your AWS Secret Access Key and signing method. Consult the service documentation for details.
[接続先]で指定したグローバルリソースの[シークレットアクセスキー]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。
com.amazonaws.SdkClientException
Unable to execute HTTP request: <エンドポイント>
[接続先]で指定したグローバルリソースの[エンドポイント]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。

注意事項